サポート > インストールガイド > PostgreSQL を使ってみよう (3/3)

19. project_env.xls の編集

PostgreSQL の設定が完了したので、いよいよ Wagby によるビルドを行ってみます。

お使いの Wagby は Wagby Pro へアップグレードしておいてください。 詳細は、ジャスミンソフトが発行したライセンスキーファイルの登録方法をお読みください。

はじめに、xls-project フォルダにある「project_env.xls」ファイルを開き、データベースの設定を行います。

project_env
図25 project_env.xls の設定

ここで、各設定は次のようになります。
データベースPostgreSQL
データベースのURLjdbc:postgresql://localhost/wagbydb
データベースのユーザ名wagby
データベースのパスワードwagby

設定が終わったら、このファイルを保存して終了します。

20. JDBC ドライバの設定

お使いの PostgreSQL に対応した JDBC ドライバーファイル (拡張子 jar)が、PostgreSQLのインストールフォルダ内のjdbcフォルダ(通常は、C:\Program Files\PostgreSQL\8.1\jdbc)にあります。

このフォルダ内にあるファイル名の末尾が.jdbc3.jarとなっているファイルを$(DEVHOME)\customize\lib-common フォルダに保存し、ファイル名を「postgresql.jar」に変更してください。

(*) Wagby R5系をお使いの場合は $(DEVHOME)\env\lib-common になります。

21. Wagby ビルダによるビルド

続いて、Wagby ビルダによるビルドを行います。ここでは、モデル定義はすでに完了したものとします。

ここでのポイントは、「差分ビルド」のチェックをはずしていることです。これまで内蔵データベースで開発を行ってきた定義ファイルを再利用するにあたって、データベースを(PostgreSQLへと)変更した場合、最初のビルドでは「差分ビルド」を行ってはなりません。

Wagbyビルダ
図26 Wagbyビルダ

ビルドが無事に完了すると図27の画面が表示されます。内蔵データベースを利用していた場合は、このタイミングで「実行」ボタンを押して Web アプリケーションを起動していましたが、PostgreSQL を使う場合は、データベースへの初期データ設定を別途、行う必要があります。

ですので、ここでは「実行」ボタンを押さずに次に進みます。

Wagbyビルダ
図27 ビルド完了

22. 初期データの登録

それでは、PostgreSQL への初期データ登録を行います。たったいまビルドされた wagbyapp フォルダ内の bin に、「init_db.bat」というファイルがあります。

init_db.bat
図28 init_db.bat ファイル

この bat ファイルをダブルクリックして実行します。すると PostgreSQL に接続し、初期データを設定します。

init_db.bat
図29 init_db.bat の実行

init_db.bat の実行でエラーが発生した場合、JDBC ドライバの設定が誤っている可能性があります。データベースとの接続試験を行ってください。詳細は「データベース接続の確認方法」をお読みください。

pgAdmin III を使って、データベース wagbydb の内容を確認してみます。いくつかのテーブルが定義されたことがわかります。

pgAdmin III による確認
図30 pgAdmin III によるデータベースの確認

23. 動作の確認

それではいよいよ Web アプリケーションを起動します。
再び、図27の Wagby ビルダに戻り、「実行」ボタンを押して Web アプリケーションを開始します。

起動後、Web ブラウザを用いてログオンしてみます。無事にログオンが完了すれば、成功です。

Webブラウザからのログオン
図31 Web ブラウザからのログオン

24. まとめ

データベースに PostgreSQL を使うことで、より大量のデータを、確実に処理できるようになります。

Wagby でビルドした Web アプリケーションを安定稼働させるために、PostgreSQL のような外部データベースをお使いいただくことを推奨します。

今後は PostgreSQL に関する「データベース領域の拡張方法」「パフォーマンスチューニング方法」などを学ぶことで、実際の運用をスムーズに行うことができます。これらの各テーマについては、PostgreSQL について説明している各種書籍または WebSite をお読みください。

[重要] パスワードなどの設定について

ここで説明した各種アカウントやパスワードは、あくまでも「例」として紹介したものです。このとおりに設定しないと動かない、ということはありません。

アカウント名やパスワード、データベース名は、利用される皆様で任意に決めることができます。 ここでは説明のため、パスワードは "wagby" と簡単にしていますが、運用時にはセキュリティ上の理由から、別のパスワードに変更することを強く推奨します。

前へ [ 1 | 2 | 3 ]