サポート > インストールガイド > Wagby R5 から R6 への移行ガイド

Wagby R5 から R6 への移行手順と注意点をまとめています。

全体の流れ

Wagby R5 から R6 へ移行する作業は、次の手順で行います。

  1. Wagby R5 でビルドした Web アプリケーション上にあるすべてのデータをエクスポートします。これがバックアップデータになります。その後、既存の Web アプリケーションを停止させます。
  2. Wagby R6 をインストールします。(インストール先フォルダを Wagby R5 とは異なるようにしてください。)
  3. Wagby Pro Unlimited/Pro Plus/Pro ライセンスをお持ちの場合は、ライセンスキーの登録を行います。
  4. 外部データベースを使っている場合はJDBC ドライバの配置変更を行います。
  5. カスタマイズコードの配置場所の変更を行います。
  6. メール送信機能をご利用の場合は、移行前の以下のファイルを、移行後の環境にコピーします。
    • $(DEVHOME)\wagbyapp\webapps\$(APPNAME)\WEB-INF\mailmessage
  7. R5 から R6 への定義ファイル移行を行います。
  8. Wagby R6 を使ってフルビルドを行います。
  9. 先にエクスポートしたデータを、インポートします。(ただし外部データベースを使っている場合は、インポートしなくとも結構です。これまで使っていたデータベースに接続し、データの閲覧が可能です。)

R5 から R6 への定義ファイル移行

Wagby 定義ファイル移行のイメージは、従来と同様です。ただしトランジションファイルの作成という工程は、なくなっています。

移行作業の流れ
図1 ファイルの変換

  1. old-xls\R5 フォルダ以下に、旧バージョン(R5.x系)の定義ファイルを保存します。
    (*) お使いの Wagby が R6.2.0 以前の版の場合は、こちらの手順に従ってください。
  2. Wagby 定義ファイル作成ツール _modeldata_copytool5.xls を実行します。(ファイル名の末尾に「5」が付与されています。)

    図2 Wagby 定義ファイル作成ツール(_modeldata_copytool5.xls)
  3. このシート中に用意されている「一括移行」ボタンをマウスでクリックすることで、R5 形式の Wagby 定義ファイルを R6 形式へ変換する作業が開始されます。

    図3 「一括移行」ボタン
  4. 作業開始にあたって、図6のような確認ダイアログが表示されます。「はい」ボタンをマウスでクリックすることで処理を続行します。作業中は進捗バーが表示され、進捗状況を確認することができます。

    図4 一括処理の確認ダイアログ
  5. 処理が終了すると、図5 に示すダイアログが表示されます。「OK」ボタンをマウスでクリックすることで作業は完了となります。

    図5 作業終了ダイアログ
  6. 新 Wagby 側の $(DEVHOME)\xls-model フォルダおよび $(DEVHOME)\xls-project フォルダに、移行された Wagby 定義ファイルが用意されていることを確認してください。

    図6 移行された Wagby 定義ファイルを xls-model フォルダで確認する

JDBC ドライバの配置変更

R6 では、外部データベース接続のために用いる JDBC ドライバのファイル名および配置位置が変更されています。 JDBC ドライバの詳細については「データベース接続手順」をご覧下さい。

カスタマイズコードの配置場所の変更

R6 では、カスタマイズコードの配置場所が変更されています。

R6 系 R5 系
HTML,JSPファイル $(DEVHOME)\customize\webpage $(DEVHOME)\env\webpage
Javaファイル $(DEVHOME)\customize\webpage\WEB-INF\src\jp $(DEVHOME)\env\jp

R6 系では、カスタマイズファイルはすべて $(DEVHOME)\customize で管理します。

トラブルシューティング

R5から移行した定義ファイルをビルドしたところ、エラーになった。

元の R5 の定義ファイル中、1つのセルに1000文字を超える設定が含まれていた可能性があります。 この原因と対応については、「移行されたファイルの内容が空になっている」をご覧下さい。

R6.0.0〜R6.1.x をご利用の場合

R5.8.5.x の定義ファイルへ手動で移行する

Wagby R6.0.x/R6.1.0 には、R5.x 系の定義ファイルを R6.x へ一回で変更するツールが同梱されていません。 そこで、次の手順に従ってください。

  1. R5 系の最新版をダウンロードし、インストールしてください。
  2. お使いの Wagby 定義ファイルを、ダウンロードした R5 系の最新版(R5.8.5 以降)へアップグレードしてください。
  3. R5.8.5.x 形式へ移行された Wagby 定義ファイルを R6 の $(DEVHOME)\old-xls フォルダに保存します。
  4. Wagby 定義ファイル作成ツール _modeldata_copytool.xls を実行する処理に続きます

R5.8.5 より前の Wagby 定義ファイルを使った場合、R6 への移行は正しく行われないことがあります。ご注意ください。

移行中は PC 環境の操作を行わないようにする

Wagby R6.0.x/R6.1.0 に付属している移行ツールは、実行中に他のアプリケーションを操作すると、移行作業に失敗することがあります。移行処理中は他のアプリケーションを停止し、一切の操作を行わないようにしてください。

この制約は R6.2.0 以降の版では解消されています。