サポート > Wagby定義ファイル > 12 自動計算 > マスタモデル参照・ストアモデル参照項目の扱い
マスタモデル参照項目、ストアモデル参照項目では「ID部」と「内容部」があります。自動計算式中、どの部分を使うのかを指定することができます。
マスタモデル参照項目の指定方法R6.2.1
ケース 1 : 内容部が数値型の場合
マスタモデル参照項目は ID 部と内容部から構成されます。次に示すような形式で扱うことができます。
例:ガソリン価格マスタモデルの構成
| ID部 | 内容部 |
|---|---|
| 1 | 130 |
| 2 | 150 |
ここで、上記のガソリン価格マスタモデルを参照する項目 gasprice を用意したとします。
自動計算式の中では、次のような指定を行うことができます。
- ${gasprice}
-
内容部を数値化します。戻り値の型は数値型になります。
上の例では 130, 150 という数値が返されます。 - ${gasprice#id}
-
ID部を取得します。戻り値の型は整数型になります。
上の例では 1, 2 という数値が返されます。 - ${gasprice#content}
-
内容部を文字列として扱います。戻り値の型は文字列型になります。
上の例では "130" "150" という文字列が返されます。
ケース 2 : 内容部が数値型以外の場合
内容部が数値型以外の場合のケースについて説明します。
例:顧客種別マスタモデルの構成
| ID部 | 内容部 |
|---|---|
| 1 | 個人 |
| 2 | 法人 |
ここで、上記の顧客種別モデルを参照する項目 customertype を用意したとします。
自動計算式の中では、次のような指定を行うことができます。
- ${customertype}
- 内容部を数値化しようとしますが、この例では数値化できません。 この場合は常に 0 が設定されます。
- ${customertype#id}
-
ID部を取得します。戻り値の型は整数型になります。
上の例では 1, 2 という数値が返されます。 - ${customertype#content}
- 内容部を文字列型として扱います。上の例では "個人" "法人" という文字列が返されます。
ストアモデル参照項目の指定方法R6.2.1
ストアモデル参照項目は ID 部と内容部から構成されます。例えば次に示すような形式で扱うことができます。
例:スタッフモデルの構成
| ID部 | 内容部 |
|---|---|
| 1000 | 山田 太郎 |
| 1001 | 鈴木 一郎 |
ここで、上記のスタッフモデルを参照する項目 staffname を用意したとします。
自動計算式の中では、次のような指定を行うことができます。
- ${staffname}
- 内容部を取得します。戻り値の型はスタッフモデルへの「参照モデルの内容」に指定した項目の型になります。 上の例では "山田 太郎" "鈴木 一郎" という文字列が返されます。
- ${staffname#id}
- ID部を取得します。戻り値の型はスタッフモデルへの「参照モデルの主キー」に指定した項目の型になります。 上の例では 1000, 1001 という数値が返されます。
- ${staffname#content}
- ${staffname} と同じ意味になります。
なお参照連動項目には #id 指定を行うことはできません。(値部分のみを取り扱うことができます)
繰り返しコンテナを操作する関数内での制約
繰り返し項目・繰り返しコンテナにおいては count 関数や sum 関数を適用することができます。 これらの関数内における #id, #content 指定ポリシーは「繰り返し項目・繰り返しコンテナ・外部キー関連モデルの扱い - マスタモデル・ストアモデル項目の扱い」をお読み下さい。
