サポート > Wagby定義ファイル > 12 自動計算 > 計算式に使える関数

Wagbyの計算式では、Excel 互換の関数を利用することができます。関数名はすべて大文字です。

数値処理

ROUND(数値,桁数)

数値を四捨五入して指定された桁数にします。戻り値の型は「4バイト浮動小数点」または「8バイト浮動小数点」になります。(引数の数値の型によって、戻り値の型も自動的に決まります。)

  • 桁数に正の数を指定すると、数値は小数点の右側 (小数点以下) で四捨五入され、小数点以下の桁数が桁数に等しくなります。
  • 桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として四捨五入されます。
  • 桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (1 の位を 0 とする) に四捨五入されます。

例:小数点2桁に丸める場合

ROUND(${item1}/${item2}, 2)

動作
ROUND(2.15, 1) 2.15 を小数点第 1 位に四捨五入します (2.2)
ROUND(2.149, 1) 2.149 を小数点第 1 位に四捨五入します (2.1)
ROUND(-1.475, 2) -1.475 を小数点第 2 位に四捨五入します (-1.48)
ROUND(21.5, -1) 21.5 を小数点の左側 1 桁の 1 の位で四捨五入します (20)

ROUNDDOWN(数値,桁数)

数値を切り捨てて指定された桁数にします。戻り値の型は「4バイト浮動小数点」または「8バイト浮動小数点」になります。(引数の数値の型によって、戻り値の型も自動的に決まります。)

例:小数点2桁で切り捨てる場合

ROUNDDOWN(${item1}/${item2}, 2)

ROUNDUP(数値,桁数)

数値を切り上げて指定された桁数にします。戻り値の型は「4バイト浮動小数点」または「8バイト浮動小数点」になります。(引数の数値の型によって、戻り値の型も自動的に決まります。)

例:小数点2桁に切り上げる場合

ROUNDUP(${item1}/${item2}, 2)

ABS(数値)

引数の数値の絶対値を返します。戻り値の型は「整数」です。

例:

ABS(${item1})

動作
ABS(10) 10
ABS(-10) 10
ABS(-3.14) 3.14

SIGN(数値)

引数の数値が正/負/ゼロかどうかを判定します。 数値が正の数のときは 1, ゼロのときは 0, 負の数のときは -1 を返します。戻り値の型は「整数」です。

例:

SIGN(${item1})

動作
SIGN(100) 1
SIGN(0) 0
SIGN(-100) -1

POWER(数値, 指数)

数値の指数乗を返します。数値、指数には整数または小数値を指定できます。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

POWER(${item1}, 2)

動作
POWER(5,2) 25.0

EXP(数値)

e を底とする数値のべき乗を返します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

EXP(${item1})

SQRT(数値)

正の平方根を返します。なお数値に負数を指定すると、NaN (無効な演算結果を意味する特殊表記)が返されます。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

SQRT(${item1})

動作
SQRT(16) 4.0
SQRT(-2) Double.NaN

LN(数値)

数値の自然対数を返します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

LN(${item1})

LOG(数値)

数値の自然対数を返します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

LOG(${item1})

LOG(数値, 底)

指定された数を底とする数値の対数を返します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

LOG(${item1}, ${item2})

LOG10(数値)

10 を底とする数値の対数(常用対数)を返します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

LOG10(${item1})

動作
LOG(10) 1.0
LOG(8,2) 3.0
LOG10(10) 1.0

PI()

円周率πの近似値である数値 3.14159265358979 を返します。この数値の精度は 15 桁です。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

PI()

MOD(数値, 除数)

数値を除数で割った余りを求めます。戻り値の型は整数型です。

例:

MOD(${item1}, ${item2})

動作
MOD(10,3) 1

FIXED(数値, 桁数, 桁区切り)

数値を四捨五入し、ピリオド(".") とカンマ(",") から構成される文字列に変換します。 桁数は四捨五入の位置を示します。省略すると小数第二位とみなします。 桁区切り部分は "true" か "false" を指定します。省略すると false とみなします。

例:3桁目で四捨五入とし、桁区切り(3桁毎に "," を挿入する)を行う。

FIXED(${item1}, 3, true)

動作
FIXED(123.4, 0, false) "123"
FIXED(1234567, -1, true) "1,234,570"
FIXED(1234.567, 5) "1234.56700"
FIXED(1234.567) "1234.57"

CEILING(数値, 基準値)

数値を基準値の倍数に近い値に切り上げます。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

CEILING(${item1}, 1)

動作
CEILING(2.5, 1) 3
CEILING(-2.5, -2) -4
CEILING(-2.5, 2) -2.5
CEILING(1.5, 0.1) 1.5

時間にも適用できます。

動作
TEXT(CEILING(${time}, "1:00"), "hh:mm") "12:00"
※ ${time} 項目の型が時間型で、値が "11:30:00" のとき
DATETIMEVALUE(TEXT(DATE(${datetime}) + CEILING(TOTIME(${datetime}), "1:00"), "yyyy-MM-dd HH:mm:ss")) 2008-3-14 12:00:00
※ ${datetime} 項目の型が日付時間型で、値が "2008-3-14 11:30:00" のとき

FLOOR(数値, 基準値)

数値を基準値の倍数に近い値に切り下げます。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

FLOOR(${item1}, 1)

動作
FLOOR(2.5, 1) 2
FLOOR(-2.5, -2) -2
FLOOR(-2.5, 2) -2.5
FLOOR(1.5, 0.1) 1.5

時間にも適用できます。

動作
TEXT(FLOOR(${time}, "1:00"), "hh:mm") "11:00"
※ ${time} 項目の型が時間型で、値が "11:30:00" のとき
DATETIMEVALUE(TEXT(DATE(${datetime}) + FLOOR(TOTIME(${datetime}), "1:00"), "yyyy-MM-dd HH:mm:ss")) 2008-3-14 11:00:00
※ ${datetime} 項目の型が日付時間型で、値が "2008-3-14 11:30:00" のとき

MROUND(数値, 基準値)

数値を基準値の倍数に丸めます(四捨五入)。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

MROUND(${item1}, 1)

動作
MROUND(10, 3) 9
MROUND(-10, -3) -9
MROUND(1.3, 0.2) 1.4
MROUND(5, -2) 5

時間にも適用できます。

動作
TEXT(MROUND(${time}, "0:30"), "hh:mm") "11:30"
※ ${time} 項目の型が時間型で、値が "11:31:00" のとき
DATETIMEVALUE(TEXT(DATE(${datetime}) + MROUND(TOTIME(${datetime}), "0:30"), "yyyy-MM-dd HH:mm:ss")) 2008-3-14 11:30:00
※ ${datetime} 項目の型が日付時間型で、値が "2008-3-14 11:31:00" のとき

QUOTIENT(分子, 分母)

除算の商の整数部を返します。戻り値の型は整数型です。

例:

QUOTIENT(${item1}, ${item2})

動作
QUOTIENT(5, 2) 2
QUOTIENT(4.5, 3.1) 1
QUOTIENT(-10, 3) -3

INT(数値)

指定した数値を超えない最大の整数を返します。

例:

INT(${item1})

動作
INT(8.9) 8
INT(-8.1) -9

TRUNC(数値)

数値の小数部を切り捨てて、整数に変換します。戻り値の型は整数型です。

例:

TRUNC(${item1})

動作
TRUNC(8.9) 8
TRUNC(-8.1) -8

EVEN(数値)

最も近い偶数に切り上げた値を返します。戻り値の型は整数型です。

例:

EVEN(${item1})

動作
EVEN(1.5) 2
EVEN(3) 4
EVEN(-1) -2
EVEN(0) 0

ODD(数値)

最も近い奇数に切り上げた値を返します。戻り値の型は整数型です。

例:

ODD(${item1})

動作
ODD(3) 3
ODD(2) 3
ODD(1.5) 3
ODD(0) 1
ODD(-2) -3

DEGREES(数値)

ラジアンを度に変換します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

DEGREES(${item1})

動作
DEGREES(PI()) 180

RADIANS(数値)

度をラジアンに変換します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

RADIAN(${item1})

動作
RADIANS(270) 4.712389

SIN(数値)

指定した角度のサインを返します。サインを求める角度をラジアンを単位として指定します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

SIN(${item1})

動作
SIN(PI()/2) 1
SIN(30d*PI()/180d) 0.5
※ 実数計算の場合、数字の後ろに "d" を付与してください。

COS(数値)

指定した角度のコサインを返します。コサインを求める角度をラジアンを単位として指定します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

COS(${item1})

動作
COS(60d*PI()/180d) 0.5
※ 実数計算の場合、数字の後ろに "d" を付与してください。

TAN(数値)

指定した角度のタンジェントを返します。タンジェントを求める角度をラジアンを単位として指定します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

TAN(${item1})

動作
TAN(45d*PI()/180d) 1
※ 実数計算の場合、数字の後ろに "d" を付与してください。

FACT(数値)

数値の階乗を返します。数値に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。戻り値の型は 8 バイト整数です。

例:

FACT(${item1})

動作
FACT(5) 120

RAND()

0 以上で 1 より小さい乱数を発生させます。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

例:

RAND()

RANDBETWEEN(最小値, 最大値)

指定された範囲で一様に分布する整数の乱数を返します。戻り値の型は整数型です。

例:

RANDBETWEEN(${min}, ${max})

日付時間処理

DATE(日付)

DATE(年,月,日)

年月日で表現される日付を、シリアル値に変換します。ここでシリアル値とは、1900年1月1日を起点(1) とした経過日数です。戻り値の型は整数型です。

例:日付型項目のシリアル値を求める

DATE(${date1})

動作
DATE(1900,1,1) 1
DATE(2000,1,1) 36526

なお Excel は 1900 年をうるう年とみなすという仕様です。この関数もその仕様に合わせています。

この関数を応用して、二つの日付の差を求めることができます。具体的には次のように記述します。
DATE(${date1})-DATE(${date2})

YEAR(日付)

引数の日付型の値から、年を求めます。戻り値の型は整数型です。

YEAR(${date1})

MONTH(日付)

引数の日付型の値から、月を求めます。(月は 1 から 12 までの範囲です。)戻り値の型は整数型です。

MONTH(${date1})

DAY(日付)

引数の日付型の値から、日を求めます。(月は 1 から 31 までの範囲です。)戻り値の型は整数型です。

DAY(${date1})

HOUR(日付)

引数の日付型の値から、時間を求めます。

HOUR(${date1})

MINUTE(日付)

引数の日付型の値から、分を求めます。

MINUTE(${date1})

SECOND(日付)

引数の日付型の値から、秒を求めます。

SECOND(${date1})

TODAY()

今日の日付を返します。戻り値は「日付型」です。

TODAY()

NOW()

今日の日付時刻を返します。戻り値は「日付と時間」型です。

NOW()

DATEDIF(日付1, 日付2, 単位)

開始日と終了日との日数差を調べて、指定した単位で表示します。単位は "Y" (年数), "M" (月数), "D" (日数), "YM" (年数表示での端数の月数), "YD" (年数表示での端数の日数), "MD" (月数表示での端数の日数) です。戻り値の型は整数型です。

DATEDIF(${date1}, ${date2}, "Y")

動作
DATEDIF(${birth}, TODAY() ,"Y") 37 (生年月日が 1970/12/9 で、TODAY() が 2008/2/25 の場合)
DATEDIF(${birth}, TODAY() ,"YM") 2 (生年月日が 1970/12/9 で、TODAY() が 2008/2/25 の場合)

この関数を使うと、「何年何ヶ月」という自動計算を行わせることができます。具体的には次のような式になります。
DATEDIF(${birth}, TODAY() ,"Y") + "年" + DATEDIF(${birth}, TODAY() ,"YM") + "ヶ月"
単位が "D", "YD", "MD" の場合、Excel とは違った値を返すことがあります。これは Excel 側の不具合であることが知られていますので、まったく同じにならないことに留意してご使用ください。

DATEVALUE(日付を表す文字列)

日付を表す文字列を日付型に変換します。"yyyy-MM-dd" や "yyyy/MM/dd" といった表記が利用できます。戻り値の型は日付型です。

DATEVALUE(${datestr})

TIMEVALUE(時間を表す文字列)

時間を表す文字列を時間型に変換します。"HH:mm" や "HH:mm:ss" といった表記が利用できます。戻り値の型は時間型です。

TIMEVALUE(${timestr})

DATETIMEVALUE(日付時間を表す文字列)

日付時間を表す文字列を日付時間型に変換します。"yyyy-MM-dd HH:mm:ss" および "yyyy/MM/dd HH:mm:ss" 表記が利用できます。戻り値の型は日付時間型です。

DATETIMEVALUE(${timestr})

DATESTRING(日付)

日付型の値を和暦に変換します。和暦の書式は「(元号)NN年M月D日」です。戻り値の型は文字列型です。

DATESTRING(${date1})

TIME(時, 分, 秒)

指定された時刻に対応する時間シリアル値(小数)を返します。これは「1」を 24 時間とみなした小数値です。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。
23 を超える時間指定は、24 で徐算された剰余が用いられます。
59 を超える分指定は、時と分に変換されます。
59 を超える秒指定は、時、分、秒に変換されます。

TIME(${hour}, ${minute}, ${second})

TIME(時間型)

時間型項目の値を、時間シリアル値(小数)に変換します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

TIME(${timevalue})

TODATE(日付時間型)

日付時間型を日付型に変換します。

TODATE(${datetime})

TOTIME(日付時間型)

日付時間型を時間型に変換します。

TOTIME(${datetime})

BETWEENTIME(日付型, 日付型)

二つの日付型項目の時間差をとります。戻り値の型は時間型です。なお、24 時間を超過した分は切り捨てられます。

BETWEENTIME(${date1}, ${date2})

BETWEENTIME(時間型, 時間型)

二つの時間型項目の時間差をとります。戻り値の型は時間型です。なお、24 時間を超過した分は切り捨てられます。

BETWEENTIME(${time1}, ${time2})

BETWEENTIME(日付時間型, 日付時間型)

二つの日付時間型項目の時間差をとります。戻り値の型は時間型です。なお、24 時間を超過した分は切り捨てられます。

BETWEENTIME(${datetime1}, ${datetime2})

BETWEENTIME(文字型, 文字型)

文字列表記された二つの日付型項目の時間差をとります。戻り値の型は時間型です。なお、24 時間を超過した分は切り捨てられます。

BETWEENTIME(${datestr1}, ${datestr2})

WEEKDAY(日付)

日付を曜日に対応する数値に変換します。日曜日が 1 で、土曜日が 7 になります。戻り値の型は整数型です。


WEEKDAY(${date1})

WEEKDAY(日付, 種類)

日付を曜日に対応する数値に変換します。戻り値の型は整数型です。
種類に 1 を指定すると、日曜日が 1 で、土曜日が 7 になります。
種類に 2 を指定すると、月曜日が 1 で、日曜日が 7 になります。
種類に 3 を指定すると、月曜日が 0 で、日曜日が 6 になります。

引数の日付が null の場合は、-1 を返します。

WEEKDAY(${date1}, 1)

動作
WEEKDAY(d,1) 4
WEEKDAY(d,2) 3
WEEKDAY(d,3) 2
※日付 d が 2008-2-20 の場合。

WEEKNUM(日付)

日付がその年の第何週目に当たるかを返します。週の始まりを日曜日とします。戻り値の型は整数型です。

WEEKNUM(${date1})

EOMONTH(日付)

月末の日付を返します。請求日項目に対する支払い期限の設定などに利用できます。戻り値の型は日付型です。

EOMONTH(${date1})

EOMONTH(日付, 月数)

月末の日付を返します。指定した月数分だけ前後させます。(第二引数に負数を指定することで、前に移動させることができます。)戻り値の型は日付型です。

EOMONTH(${date1}, 1)

BOMONTH(日付)

月初の日付を返します。戻り値の型は日付型です。

BOMONTH(${date1})

BOMONTH(日付, 月数)

月初の日付を返します。指定した月数分だけ前後させます。(第二引数に負数を指定することで、前に移動させることができます。)戻り値の型は日付型です。

BOMONTH(${date1}, 1)

EDATE(日付, 月数)

指定した月数分だけ前後した日付を返します。戻り値の型は日付型です。

EDATE(${date1}, 3)

MOVEMONTH(日付, 月数)

指定した月数分だけ前後した日付を返します。戻り値の型は日付型です。
この関数は EDATE の別名として用意されました。動作は EDATE 関数とまったく同じです。

MOVEMONTH(${date1}, 3)

MOVEDAY(日付, 日数)

R6.1.0

指定した日数分だけ前後した日付を返します。戻り値の型は日付型です。

MOVEDAY(${date1}, 3)

文字列処理

VALUE(文字列)

数値を表す文字列を数値に変換します。日付、時間を表す文字列は日付(時間)シリアル値に変換します。戻り値の型は 8 バイト浮動小数点型です。

VALUE(${item1})

VALUE("0.12") 0.12
VALUE("1,234") 1234
VALUE("1,234.567") 1234.567
VALUE("1,23E-4") 0.000123
VALUE("12%") 0.12
VALUE("15:30") 0.645833
VALUE("2000-01-01 12:34:56") 36526.52426
VALUE("2000年1月1日") 36526

TEXT(数値, 書式)

数値(または日付のシリアル値)を書式設定した文字列に変換します。

TEXT(${item1}, "yyyy-MM-dd")

TEXT(1234, "#,###") "1,234"
TEXT(3.33333, "0.0") 3.3
TEXT(0.1234, "0.0%") 12.3%
TEXT(0.00001, "0.0E0") 1.0E-5
TEXT(1234, "\\#, \\1,234
TEXT(${date}, "yyyy-MM-dd"); "2000-01-01"
※ ${date} の値が 2000-1-1 の場合。
TEXT(${date}, "yyyy年M月d日") "2000年1月1日"
※ ${date} の値が 2000-1-1 の場合。
TEXT(${time}, "HH:mm") "15:05"
※ ${time} の値が 15:05:55 の場合。時刻を24時間表記するときは大文字の"H"を使います。
TEXT(${time}, "h:m:s") "3:5:55"
※ ${time} の値が 15:05:55 の場合。
TEXT(${time}, "ahh:mm") "午後12:00"
※ ${time} の値が 00:00:00 の場合。"a"によって"午前/午後"を表示できます。
Excel には、24時間以上を表記するための指定 "[h]:mm" がありますが、Wagby ではこれをサポートしていません。

TOSTR(数値)

TOSTR(日付)

R6.2.0

数値型/日付型の値を文字列型に変換します。TEXT と異なり、書式指定を行うことはできません。 計算結果を文字型項目にセットするといった目的に使うことができます。

TOSTR(${num}+1)

UPPER(文字列)

アルファベットの小文字を大文字に変換します。戻り値の型は文字列型です。

UPPER(${item1})

動作
UPPER("hello, world."); HELLO, WORLD.

LOWER(文字列)

アルファベットの大文字を小文字に変換します。戻り値の型は文字列型です。

LOWER(${item1})

動作
LOWER("HELLO, WORLD."); hello, world.

PROPER(文字列)

アルファベットの 1 文字目を大文字に、2 文字目以降を小文字に変換します。戻り値の型は文字列型です。

PROPER(${item1})

動作
PROPER("hello, world.") Hello, world.

LEFT(文字列, [文字数])

文字列の先頭 (左端) から指定された文字数の文字を返します。文字数を省略した場合は 1 になります。戻り値の型は文字列型です。

LEFT(${item1}, ${num})

動作
LEFT("abcde", 3) abc

RIGHT(文字列, [文字数])

文字列の末尾 (右端) から指定された文字数の文字を返します。文字数を省略した場合は 1 になります。戻り値の型は文字列型です。

RIGHT(${item1}, ${num})

動作
RIGHT("abcde", 3) cde

MID(文字列, 開始値, 文字数)

文字列の任意の位置から指定された文字数の文字を返します。先頭文字の位置が 1 になります。戻り値の型は文字列型です。

MID(${item1}, ${begin}, ${length})

動作
MID("abcde", 2, 3) bcd

LEN(文字列)

文字列に含まれる文字数を返します。戻り値の型は整数型です。

LEN(${item1})

動作
LEN("abcde") 5

FIND(検索文字列, 対象, [開始位置])

検索文字列が先頭から何番目にあるかを返します。戻り値の型は整数型です。

開始位置は省略できます。 英字の大文字と小文字は区別します。ワイルドカードを使うことはできません。

FIND(${item1}, ${target}, ${pos})

動作
FIND("市", "沖縄県うるま市州崎5番地1", 4) 7
FIND("う", "沖縄県うるま市州崎5番地1") 4

EXACT(文字列1, 文字列2)

二つの文字列の比較を行います。同一なら真(true)を返します。戻り値の型は真偽値(trueまたはfalse)となるため、IF関数の内部などで利用できます。

EXACT(${item1}, ${item2})

動作
EXACT("ABC", "ABC") true
EXACT("ABC", "ABD") false

EXACT(日付1, 日付2)

二つの日付の比較を行います。同一なら真(true)を返します。戻り値の型は真偽値(trueまたはfalse)となるため、IF関数の内部などで利用できます。

EXACT(${date1}, ${date2})

ISBLANK(文字列)

引数の文字列が NULL または空白かどうかを調べます。NULL または空白なら真(true)を返します。戻り値の型は真偽値(trueまたはfalse)となるため、IF関数の内部などで利用できます。

ISBLANK(${item1})

動作
ISBLANK(" "); true
ISBLANK(" A"); false

TRIM(文字列)

文字列から余分なスペースを取り除きます。先頭の空白はすべて削除されます。文字間の空白は 1 個残します。戻り値の型は文字列型です。

TRIM(${item1})

動作
TRIM("'   ABC'"); 'ABC'
TRIM("'  A B C '") 'A B C'
TRIM("'   A  B  C   '") 'A B C'

SUBSTITUTE(対象文字列, 検索文字列, 置換文字列)

文字列中から検索文字列を探し、置換文字列に置き換えます。戻り値の型は文字列型です。

SUBSTITUTE(${target}, ${str}, ${replace})

動作
s = "沖縄県那覇市" のとき
LEN(s)-LEN(SUBSTITUTE(s, "県", ""))
1
s = "沖縄県沖縄市" のとき
LEN(s)-LEN(SUBSTITUTE(s, "沖", ""))
2

REPLACE(対象文字列, 開始位置, 文字数, [置換文字列])

文字列中の指定された文字数の文字を除去します。置換文字列は省略することができます。戻り値の型は文字列型です。

REPLACE(${target}, ${start}, ${len}, ${replace})

動作
s = "あいうえお" のとき
REPLACE(s,1,1)
いうえお
s = "かきくけこ" のとき
REPLACE(s,1,2)
くけこ
s = "さしすせそ" のとき
REPLACE(s,2,2)
させそ

REPT(文字列, 繰り返し回数)

文字列を指定回数繰り返し表示します。戻り値の型は文字列型です。

REPT(${item1}, ${count})

動作
REPT("*", 5) *****

条件判定処理

IF(条件式, 条件式が真の場合, 条件式が偽の場合)

条件式が満たされている場合(真)と、そうでない場合(偽)の判定を行います。 条件式に使う記号(比較演算子)は次のとおりです。Excelと全く同じではないのでご注意ください。

記述 説明
X==Y XとYが等しい
X>Y XがYよりも大きい
X<Y XがYよりも小さい
X>=Y XがY以上
X<=Y XがY以下
X!=Y XとYは等しくない
!X Xの否定 (Xがtrueなら、falseになる)
X==null Xは未入力である。
null という表記は文字型または日付/時間/日付時間型でのみ利用できます。

なお、IF 関数の組み合わせの数の制限はありません。

IF(式, ${value1}, ${value2})
IF(式, IF (式, ${value1}, ${value2}), ${value3})

動作
IF(${score} >= 80, "目標達成", "未達") (score 値が 80 以上であれば "目標達成" という文字がセットされます。)
IF(EXACT(${str1}, ${str2}), "同じ", "違う") (文字列の比較については、EXACT 関数を組み合わせてください。)

ANORMPART(住所文字列, 構成要素)

R6.2.0

住所正規化コンバータR5との連携時に、都道府県/市区町村などに分割された要素を取り出します。

ANORMPART(${address}, "PREF")

構成要素の部分は次の指定を行うことができます。(ダブルクォーテーションで構成要素名を囲ってください。)

構成要素の指定 説明
CTV_CODE市町村コード
AREA_CODE郵便番号
PREF都道府県名
CTV市町村名
AREA町域名
AREA_NUMBER丁目番地号
NAME建物名
CLASS建物階数
PREF_K都道府県名(カナ)
CTV_K市町村名(カナ)
AREA_K町域名(カナ)
KOAZA_K小字名(カナ)
C_CTV_CODE市町村コード(侯補)
C_AREA_CODE郵便番号(侯補)
C_PREF都道府県名(侯補)
C_CTV市町村名(侯補)
C_AREA地名(侯補)
C_PREF_K都道府県名(カナ)(侯補)
C_CTV_K市町村名(カナ)(侯補)
C_AREA_K町域名(カナ)(侯補)
C_KOAZA_K小字名(カナ)(侯補)
C_AREA_NUMBER丁目番地号(侯補)
C_NAME建物名(侯補)
C_CLASS建物階数(侯補)

(*) この関数は住所正規化コンバータ R5 API オプションが必要です。

JPKANANORM(カナ文字が格納された文字列)

R6.2.0

濁音、拗音を清音に正規化します。例えば「ヤマダ」という文字列が「ヤマタ」になります。戻り値の型は文字列型です。

JPKANANORM(${kananame})

詳細な変換ルールは次のとおりです。

入力文字:ヴガギグゲゴザジズゼゾダヂヅデドバビブベボパピプペポァィゥェォャュョヵヶッ
出力文字:ウカキクケコサシスセソタチツテトハヒフヘホハヒフヘホアイウエオヤユヨカケツ

AND(式...)

引数の条件式の AND 演算を行います。すべての「式」が真(true)のとき、AND演算の結果は真(true)を返します。戻り値の型は真偽値(trueまたはfalse)となるため、IF関数の内部などで利用できます。

AND(式1, 式2, 式3,...)

動作
IF(AND(${x}>0, ${y}>0), "Yes", "No")) (X と Y の値が両方とも 0 より大きければ "Yes" という文字がセットされます。)

OR(式...)

引数の条件式の OR 演算を行います。いずれかの「式」が真(true)のとき、OR演算の結果は真(true)を返します。戻り値の型は真偽値(trueまたはfalse)となるため、IF関数の内部などで利用できます。

OR(式1, 式2, 式3,...)

動作
IF(OR(${x}>0, ${y}>0), "Yes", "No")) (X と Y の値のどちらか一方が 0 より大きければ "Yes" という文字がセットされます。)

N(値)

引数の値を数値に変換します。

N(${item1})

動作
N(数値) 数値
N(日付) シリアル値
N(true) 1
N(false) 0
N(その他) 0

表引き処理

CHOOSE(インデックス, 値1, 値2,...)

index に指定した番号に基づいた値を返します。戻り値の型は文字列型です。 該当する要素が含まれない場合は null を返します。

CHOOSE(${index}, 値1, 値2,...)

動作
CHOOSE(1, "a", "b", "c") a
CHOOSE(3, "a", "b", "c") c
CHOOSE(0, "a", "b", "c") null
CHOOSE(4, "a", "b", "c") null
CHOOSE(2.5, "a", "b", "c") b