データの更新機能を提供します。

Wagbyの標準は「悲観ロック」です。ここでは悲観ロック時の挙動を説明します。

ある利用者 (A) がデータの更新画面を開いている場合、その更新作業が終わるまで、他の利用者 (B) は同じデータの更新画面を開くことができません。 この場合、利用者 B が(そのデータの)更新画面を開こうとすると図1のようなメッセージが表示されます。

図1 ロックエラーのメッセージ
このため、Wagbyでは更新の競合によるデータの破壊という事故は発生しません。最初に更新画面を開いた人が作業を終了するまで、他の人が更新することができないためです。
このロック機構は、更新・削除・一覧更新・アップロード更新といった、Wagbyが管理するすべての更新処理で機能します。

更新画面を開いたまま放置された場合

利用者 (A) が更新画面を開いたまま、何らかの理由で放置したとします。この場合、A はある時間が経過すると自動的に「ログオフ」されます。この "まったく操作しない時間" は「セッション・タイムアウト」として設定されています。標準は 20 分ですが、この値を変更することもできます。

強制ログオフ

利用者 (A) を強制的にログオフさせることもできます。システム管理者は専用の画面操作で現在、ログオンしている利用者をログアウトさせるという機能を提供しています。

ロックの解放についてのまとめ

更新画面で取得したロックは、次のいずれかの場合に解放されます。

  • 更新画面で「保存」または「キャンセル」ボタンを押下して、更新画面を正常に終了させる。
  • メニュー画面に戻る。(メニュー画面に戻るタイミングで、すべてのロックは解除されます。)
  • サブメニューから別の業務(画面)を選択する。
  • セッションタイムアウトによる自動ロック解除。
  • ログオフ。(システム管理者による強制ログオフを含む。)
[ご注意ください] 上記以外の操作では、取得したロックは解放されません。例えば更新画面から、パンくずを使って別画面に移動した場合、ロックは維持されたままです。

画面例

ページタイトルを "お得意様 更新" へ変更した例を示します。

図2 ページタイトルを変更

定義方法

画面タブ内の検索・一覧表示タブを開きます。「ページタイトル」の欄に文字を入力します。

図3 ページタイトルの設定

画面例

説明文を設定した例を示します。

図4 説明文を表示する

定義方法

画面タブ内の検索・一覧表示タブを開きます。「説明文」の欄に文字を入力します。

図5 説明文の設定

HTMLタグを加える

説明文にHTMLタグを加えることもできます。文章を途中で改行させる場合は br タグを使うということができます。詳細は「検索・一覧表示>説明文 - HTMLタグを加える」をお読み下さい。

Wagbyでは、ブラウザを閉じてしまった利用者はセッションタイムアウトを過ぎると自動的にログオフとします。この設定は、セッションタイムアウトの前に再ログオンした場合、当該利用者のロックを解除するというものです。

したがって、利用者が更新画面を開いたまま Web ブラウザを閉じてしまった場合、そのデータについての更新ロックは残ったままとなります。

この設定は同一利用者に限り、再ログオンすると自動的にロックを解除します。標準では無効となっています。

図6 ロックの解除

例えば、user1アカウントでログオンし、あるデータの編集画面を開きます。この時、別のPC(ブラウザ)で再びuser1アカウントでログオンし、同じデータの編集画面を開くことができるようになります。自動的に最初の更新ロックを解除し、再度ロックを取得します。

なお、他のアカウントでログオンした場合は「ロックされているため更新できない」というエラーになります。

更新時に確認を行うことができます。「保存」ボタンに代わって「更新確認」ボタンが用意されます。(図7)

図7 更新確認ボタン

更新確認ボタンを押下すると、更新を行ってよいかどうかを示すメッセージが表示されます。(図8) ここで「更新画面へ戻る」ボタンを押下すると、図7の画面へ戻ることができます。

図8 更新確認画面

図8で「更新する」ボタンを押下すると、更新されます。(図9)

図9 更新終了画面

定義方法

更新画面の設定欄にある「確認画面を表示する」を有効にします。

図10 確認画面を表示する

確認画面用のページタイトルを指定する7.6

確認画面に用意されるページタイトルを指定することができます

図11 ページタイトルの設定(確認画面用)

通常の更新画面ページタイトル(図3)を設定し、本欄を空白とした場合は、確認画面用のページタイトルに更新画面ページタイトルの設定(図3)が流用されます。

確認メッセージとスタイルを指定する

確認画面に用意されるメッセージとスタイルを変更することができます。

図12 メッセージとスタイルの指定

図12の設定を反映した画面を図13に示します。

図13 独自の確認メッセージを用意した例

仕様・制約

  • 確認画面は、詳細画面を再利用して実現しています。確認画面を用意する場合は、同時に詳細画面も作成してください。
  • 確認画面の挙動は、詳細画面と同じになります。

ボタン名と表示条件のカスタマイズ」で説明します。

(画面遷移を行うための)アクションボタンの位置を変更することができます。

上部に配置する

図14 アクションボタンを上部に配置した例(標準)

下部に配置する

図15 アクションボタンを下部に配置した例

上部と下部の両方に配置する

図16 アクションボタンを上部と下部の両方に配置した例

定義方法

画面タブ内の検索・一覧表示タブに用意された「ボタン表示>アクションボタンの表示位置」を設定します。空白時は「上」として扱います。

図17 アクションボタンの表示位置の設定

更新画面に用意できるボタン(機能)を説明します。

図18 更新画面に用意できるボタン

定義方法

画面タブ内の更新タブに用意された「ボタン表示」を有効にします。

図19 ボタン表示の設定

各ボタンの表示を有効にする場合、関連する画面機能が作成されている必要があります。 画面機能が作成されない設定では、ボタンも作成されません。

種別 初期状態 備考
保存
キャンセル
全クリア 入力した項目をすべて消去します。(データベースからデータが消去されるわけではありません。)

ボタンの表示制御

"ボタン名と表示条件のカスタマイズ"をお読みください。

全クリアボタン押下時の読込専用項目の扱い

  • 自動計算によって求められた値は、全クリアボタン押下時に、再計算されます。
  • 初期値がセットされた値は、全クリアボタン押下時に、初期値を再セットします。

更新画面でも(詳細画面と同様に)前後のデータにアクセスする機能が備わっています。 カード型データベースの感覚で、前へ、次へといった操作が可能です。

図20 更新画面に用意される前後移動ボタン
ここで「前・後」とは、現在の検索結果に対する操作となります。検索条件や並び順の指定によって、前・後のデータは変動します。

定義方法

更新画面>ボタン表示から「前後のデータにアクセスするボタン」の設定を有効にします。

図21 前後のデータにアクセスするボタン設定

"新規登録 > キャンセル操作時のダイアログ"をお読みください。

Wagby Developer Day 2017