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Wagby の通常の操作に従ってモデルの新規作成を行います。すると画面の下部にワークフローの動作を示すナビゲーション情報が表示されます。

ワークフローに対応したモデルのデータを新規登録すると、自動的にワークフローが開始されます。 「休暇申請」モデルに適用した例で説明します。

アカウント "arakaki" でログオンし、データを1件登録します。項目「申請フロー」は、ワークフローを用いると定義したモデルの先頭に表示されます。ここには申請可能な申請フローのみ選択肢に用意され、このモデルで使用できるフローを選択することができます。これは「モデルにワークフロー定義を設定する」で登録したフローです。

図1 休暇申請の新規登録画面

データ登録後、画面下部に「申請状況」という欄が表示され、このデータを申請できるようボタンが用意されます。
まだワークフローは開始していません。この段階ではデータの更新ボタンが表示されています。

図2 休暇申請の詳細画面

画面下部の申請状況欄にコメントを入力し、ワークフローの「申請」ボタンを押下します。

図3 ワークフローを開始する
データを登録しても、申請ボタンを押下しない場合はワークフローは開始されません。

「処理内容」が「申請」に変わります。データの更新は行えなくなります。

図4 申請されたワークフローはデータの更新が行えない

続いて、承認者である "miyagi" でログオンし、図4のデータを確認してみます。"miyagi" は承認者なので「承認」「差し戻し」「却下」のボタンが用意されていることが分かります。またデータの更新も可能です。

図5 アカウントmiyagiでログオンし、データを確認する

コメントを記載し、承認ボタンを押下します。

図6 申請を承認する

ワークフローに対してアクションを起こす(承認)と、データの更新は行えなくなります。
このワークフローは2ノード(順次→順次)のため、この段階で自動的に決裁となります。

図7 ワークフローが決裁された

再びアカウント "arakaki" でログオンします。ワークフローが決裁されていることがわかります。

図8 アカウントarakakiでログオンし、決裁状態を確認する

ワークフローの状態をFLOWSTATUS関数で取得することができます。図9のように一覧表示画面でワークフローの状況を把握できます。

図9 一覧表示画面でワークフローの状況を把握する

申請後、次の承認者がまだ承認(または差し戻し、却下、決裁などのフローに関する処理)を行っていない間は、「取り消し」ボタンを押下することで、このフローを取り消すことができます。

(フローイベントには「取り消し」を行ったことが記録されます。)

図10 取り消しボタン

取り消しボタンが用意される条件7.9.2

取り消しボタンは次の条件が成立したときに用意されます。

  • ワークフローの状態が「申請」状態である。
  • ログオンユーザが申請者である。
R7.9.1までは、ログオンユーザが申請者でなくとも、申請ノードに含まれるユーザであれば取り消しボタンが用意されていました。R7.9.2より、ログオンユーザが申請者の場合のみ、と条件を厳しくしています。

フロー実行時の各処理の動作は次のようになります。

申請

登録したデータを承認者に申請し、次のノードにフローを進めます。申請後はデータを更新・削除することはできません。次の承認者がまだ承認処理を行う前であれば、申請を取り消すことができます。

承認

申請フローを承認して次のノードにフローを進めます。最終承認(決裁)の場合は、フローが終了します。
フロー終了後は、申請者、承認者ともにデータを更新・削除することはできません。

差し戻し

一つ前のノードに戻します。差し戻されたデータについて、申請者は再度申請することができます。

却下

申請を却下し、フローを終了させます。フロー終了後は、申請者・承認者ともにデータを更新できませんが、申請者はデータを削除することができます。

更新ボタン

  • ユーザがフローを持っている場合に表示されます。
    (例: 申請者による申請後は、詳細画面に更新ボタンが表示されません。承認者がアクセスした場合、更新ボタンが表示されます。)
  • 「差し戻し」で申請者にフローが戻ってきた場合は、ボタンが表示され、更新できます。
  • フロー終了(決裁)後は、申請者・承認者に関わらず、ボタンが表示されません。
  • 「却下」後は、申請者・承認者に関わらずボタンが表示されません。

削除ボタン

  • 申請者(データを新規登録したユーザ)のみが使用できます。承認者でアクセスした場合でも削除ボタンは表示されません。
  • 申請者による申請後は表示されません。
  • 「差し戻し」でフローが戻ってきた場合は、削除ボタンが表示され削除できます。
  • フロー終了(決裁)後は、申請者・承認者に関わらず、ボタンが表示されません。
  • 「却下」後は、申請者のみ削除できます。

ワークフローで用意されている「状態」と「イベント」は次のとおりです。

状態

FLOWSTATUS関数で取得できます。

名称説明
(空白)未申請の状態です。ワークフローは開始されていません。
申請申請者がワークフローを開始した状態です。
承認承認者による承認行為です。多段ノードの場合、いくつもの承認状態に遷移します。
決裁最終承認者(決裁者)による承認行為です。ワークフローは終了します。
却下このワークフローが却下された状態です。ワークフローは終了します。再申請のためには、新しいワークフローを起こしてください。
取り消し申請者による、このワークフローの申請を取り消した状態です。ワークフローは終了します。再申請のためには、新しいワークフローを起こしてください。

イベント

名称内部表記説明
開始 Start ワークフローのデータを新規に登録しました。状態は未申請です。
申請 Application このワークフローを申請しました。
承認 Admit このワークフローを承認しました。最終承認者(決裁者)の承認行為も含まれます。
却下 Reject このワークフローを却下しました。
一つ前へ差し戻す Back このワークフローを差し戻ししました。一つ前のノードに戻ります。
申請者へ差し戻す Rewind このワークフローを差し戻ししました。申請者(先頭のノード)に戻ります。
取り消し Cancel このワークフローを取り消しました。
決裁 End 最終承認を経て、このワークフローが決裁されました。

「申請フロー」の選択肢が空になっている。

図1で「申請フロー」の選択肢が空になっている場合、このワークフローの「フロー参加者設定」で、ノード(申請者・担当者・承認者)のフロー参加者またはフロー参加者グループで設定されたユーザー・グループに所属していないアカウントで利用している可能性があります。

ワークフロー定義ファイルの取得に失敗する。

ログ (system.log) に次のように表示された場合は、以下の点をご確認ください。

[ERROR jp.jasminesoft.util.VelocityUtils mergeContent] occur ResourceNotFoundException file:s-c.xml
1. スクリプトで自動起動の設定等を行なっている場合は、上記フォルダへ移動後に startup.bat (startup.sh) を実行するようにしてください。