フローの参加者を設定する

最終更新日: 2020年12月2日
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定義方法

(前ページで説明した)フローパターンを使って、さまざまなワークフローを起こすことができます。
Wagbyのワークフローとは、フローパターンに参加者を紐付けたものです。

  1. 管理処理メニューから「ワークフロー管理…」を選びます。
    管理処理メニュー
  2. 「フロー参加者設定検索」をクリックします。
    フロー参加者設定検索
    「登録画面へ」をクリックします。
    フロー参加者設定検索
  3. フロー参加者設定名欄にこのワークフローの名前を、
    説明欄にワークフローの説明を入力します。
    ワークフローの名前と説明を決める
  4. フローパターンを設定します。ここでは「順次・順次フロー」を選択します。

    注意

    1つのワークフローは、1つのフローパターンと紐づきます。想定されるフローパターンに基づいたワークフローを設計してください。

    フローパターンを決定する
  5. フローパターンを決定すると、自動的に「フロー参加者」の入力欄が用意されます。
    フロー参加者の入力欄
  6. ここでは申請ノードとして「技術開発部」グループを指定します。
    これによってグループに所属するすべてのアカウントが申請可能になります。
    決裁者には、部の上長となるアカウント「miyagi」を指定しました。

    ワンポイント

    フローを開始するノードは、グループ名を指定することが一般的です。
    これによってこのグループに所属する人は誰でも、フローを開始することができるようになります。
    事前にグループを用意しておくとよいでしょう。

    フロー参加者の決定

設定上の注意

同じアカウント名/グループ名を循環させるような設定はできません。

例:アカウント yamada で承認させたあと、代理承認として再び yamada の承認待ちとする、というような動作を行わせることはできません。

中規模以上の規模での運用(スクリプトを利用する)

小規模な組織ではフロー参加者としてユーザやグループを固定することができますが、中規模以上の組織で、かつ高い頻度で異動や組織改編がある場合は固定での指定による運用は難しいといえます。

このようなケースではスクリプトを使うことができます。詳細は "スクリプトによって承認者・決裁者を動的に決定する" で説明します。WDN