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R8.3.0の公開は2019.Q3を予定しています。ここでは開発途中の内容を記載しています。[2019.5.14更新]

No 分類 内容 変更箇所
ENH1092701 新機能 バーコード読み取り機能を提供する。

[設定] モデル項目詳細ダイアログの「入力制御>共通>入力項目の種類」から「バーコード」を選択する。「入力制御>バーコード」設定欄の「タイプ」でバーコードのタイプを選択する。1次元バーコードはEAN,CODE39,CODE93,CODE128,CODABAR,UPC,2of5に対応する。2次元バーコードはQR,EAN,CODE39,CODE128,CODABARに対応する。検索制御にも対応するため、検索条件入力で読み込んだバーコードでの検索が可能となる。

[制約] 内部ではWebRTC技術を使うため、スマートフォン(iOSやAndroid)でWebRTCに対応したバージョンを使う必要がある。iOSは11以降になる。またWebRTCのセキュリティ制約により、動作環境はhttps接続に限定される。
[LIB] quagga(0.12.1)
jsQR(1.2.0)
ENH0301402 新機能 バーコード出力機能を提供する。

[設定] 関数 BARCODE(${qrcode},"qr") を用意した。戻り値はBase64エンコードされたバーコード画像となるため、ファイル型項目で受けるようにする。第一引数にはバーコード化する値を指定する。第二引数には codabar,code39,code128,ean-13,qr のいずれかを指定する。Excel帳票は ${model1_p.item1_jshBarcode} と項目IDの後ろに "_jshBarcode" を付ける。JasperReports の場合は画像オブジェクトの Expression 欄に new ByteArrayInputStream( org.apache.commons.codec.binary.Base64.decodeBase64( $F{qrcode}.getBytes())) と記述することでBase64エンコードされたバーコードが画像で表示される。(項目名の部分は適切に読み替えて利用すること)
[LIB] Barcode4j 2.1.0-ja1
ZXing ("zebra crossing")
ENH1075601 新機能 一覧帳票 (Excel,PDF) の非同期処理対応。大量データの帳票をバックグラウンドで処理できるようになる。 [FW] 帳票出力部
ENH1092501 新機能 ログオン認証で、外部認証(HttpServletRequest#getRemoteUser)を利用できるようにする。これにより外部のシングルサインオンモジュールとの接続性が高まる。

[詳細] R7ではCASをベースにして、シングルサインオン連携として本設定を有効としていた。R8ではCASではなくSpringSecurityをベースにして、この機能を使えるようにする。
[FW] ログオン認証部
ENH1086801 新機能 ダウンロード処理で呼び出されるヘルパスクリプト「ダウンロード(開始時)」と「ダウンロード(終了時)」を追加する。

[詳細] このスクリプトを使って、ダウンロードしたデータに出力済みフラグをセットすることができるようになる。そのサンプルスクリプトをマニュアルに記載するようにする。
[FW] DbDownloadBaseProcessBean
ENH1090301 新機能 アップロード更新ジョブの実行結果メール送信で、処理結果(全て、エラー)のファイルをメールに添付する。

[詳細] ジョブパラメータ isAttachmentProcessfilesInMail, isAttachmentErrorfilesInMail にtrueを指定することで、それぞれ処理結果ファイル、エラー結果ファイルをメールに添付するようになる。
[FW] JFCBaseJobBean
UploadUpdateJob
ENH1093801 改善 Dojotoolkitのライブラリファイル(JavaScript)を非同期で読み込むようにする。これによってブラウザによる画面描画のパフォーマンス向上に寄与する。 [FW] tiles2-base_classic2.jsp,および関連するDojoファイル
ENH1085501 改善 ワークフローの「却下」「取り消し」ボタンを非表示にできるようにする。ワークフローの「申請」「承認」「差し戻し」「却下」「取り消し」ボタン名を変更できるようにする。 [G] JSP
ENH1078201 改善 これまでは合議のワークフローを設定したモデルの一覧表示画面で、フロー状態の表示が最後に誰が承認したかに関わらず常に合議の一番最初のノード名が表示されていた。これを改善し、承認者に対応した表示が行えるようにする。 [FW] WorkFlowManager
ENH1078301 改善 ワークフローの合議の必要承認数をフロー参加者設定の詳細画面でも確認できるようにする。これまではフローパターン更新画面でしか確認できなかった。

[詳細] この対応のためシステムが提供するワークフロー設定(jfcworkflow_setting)モデルのフロー参加者コンテナに「合議承認数(participants/approval_num)」項目が追加された。テーブル定義の変更であるため、R8.3.0への移行では同テーブルの削除と再作成およびデータ移行が必要になる。データ移行後も追加カラムは空であるためR8.3.0へバージョンアップしても合議の必要承認数は最初、表示されない。このワークフロー設定のデータの更新画面を開き、更新を行なったタイミングでこのカラムに値が設定・保存され、必要承認数が詳細画面で閲覧できるようになる。
[FW] JfcparticipantSettingUtil
jfcflow_setting,jfcparticipant_settingモデル定義
ENH1094101 改善 JasperReport のテンプレートファイルをjrxmlだけでなく(コンパイルされた)jasperファイルも指定できるようにする。コンパイル済みファイルをテンプレートとすることで実行時のパフォーマンスが向上する。 [G] コントローラクラス
ENH1095101 改善 日付のカレンダ入力欄の入力チェックの正規表現をカスタマイズできるようにする。 [FW] DateTextBox.js
ENH1095201 改善 更新、新規登録のREST APIはこれまで、レスポンスに含まれるentity,entitypは処理後の値ではなく開発者がリクエスト時に送信していた値をそのまま返戻値としていた。そこでリクエストヘッダ x-wagby-reload-entity にtrueを設定することで、保存後にデータベースから値を再取得し、その値をレスポンスに含めることができるようにした。 [FW] DbInsertController
DbUpdateController
SPC1056901 仕様変更 /META-INF/context.xml のreloadable="true"の設定を削除する。これまではWEB-INF/classes内のファイルが変更されるとTomcatの再読込処理が発生していたが、これが行われなくなる。 [G] context.xml
FW : フレームワーク、G : 自動生成されるコード、LIB : 外部ライブラリ

上記に加え、R8.2.3向けパッチファイル(不具合修正)の内容を含んでいます。

No 分類 内容
ENH1096101 改善 "権限>データ権限" の "グループ管理者の権限" の選択肢を権限パターンの設定値によって変更する。これまでは許容できない選択肢も指定できていたため、ビルド後の動作確認で設定ミスを発見していた。今回の対応により、問題のある設定を未然に防ぐことができる。
ENH1092201 新機能 設計書出力機能で画面遷移図の出力に対応する。
No 内容
FIX1095901 初期リポジトリに含まれるシステムモデルの、ポートレットモデル(jfcportlet)の一覧表示項目の「値の幅」に「ラベルの幅」と同じ値を設定する。一覧表示のヘッダとボディ部の列幅を揃えるため。
ENH1094301 初期リポジトリファイルの "環境 > メッセージ > ヘルプ > 日付入力" のツールチップメッセージに "令和" を含めるようにする。
No 内容
LIB1094501 Tomcat を 8.5.39 から 8.5.40 へバージョンアップする。脆弱性 CVE-2019-0232 への対応。 ただし Wagby は標準で CGI Servlet は無効にしているため、これを利用していなければ 8.5.39 以前の Tomcat でもこの脆弱性は生じない。
LIB1092401 Apache POI を 3.16 から 4.0.1 へバージョンアップする。この影響でフレームワークのExcel帳票部も修正している。また自動生成コードも POI 4 向けのコード変更が発生している。
LIB0861401 全文検索処理で Word/Excel/PDF からテキストデータを抽出するライブラリ Apache Tika を 0.1 から 1.20 へバージョンアップする。POI 4.0.1 とセットとなる。
LIB1093201 R8.2.3で対応したActiveMQ対応のためactivemq-all.jarを含めていたが、これを複数のライブラリに分割しておく。内容は同じ。 activemq-broker.jar,activemq-client.jar,activemq-openwire-legacy.jar,geronimo-j2ee-management_1.1_spec.jar,geronimo-jms_1.1_spec.jar,hawtbuf.jarとなる。
LIB1096801 ActiveMQのライブラリ activemq-client.jar,activemq-broker.jar,activemq-openwire-legacy.jar を 5.14.8 から 5.15.9 にバージョンアップする。脆弱性 JVNDB-2019-002967 への対応。
LIB1093901 ビルドしたwagbyappアプリケーションおよびDesignerで利用していた JavaScript のためのエディタ AceEditor を 1.3.1 から 1.4.3 へバージョンアップする。
LIB1094401 Dojotoolkit を 1.14.2 から 1.15.0 へバージョンアップする。(wagbyappおよびDesignerの両方)
No 内容
SPC1094701 ログメッセージの修正。

[詳細] JFC00065("lastaccesstimet テーブルの操作中に問題が発生しました。" => "lastaccesstime テーブルの操作中に問題が発生しました。",JFC00205("ActionForward が null となっているため、globalforward へ遷移します。" => "画面遷移先の情報が null となっています。",JFC00212("アップロードデータの処理に失敗しました" => "アップロード更新処理に失敗しました",JFC00213("processEnd メソッドの処理に失敗しました" => "アップロード更新の後処理(processEndメソッド)に失敗しました")