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ここでは InitLoader の応用的な使い方を紹介します。

InitLoader を定期的に実行する

Wagbyが提供するInitLoaderはコマンドラインで実行するユーティリティです。 そこで、OSに付属のタスクスケジューラと組み合わせることで、データを定期的にエクスポートさせることができます。 ここでは、その概要を説明します。

Windows OS の場合

Windows OS には「タスクスケジューラ」というツールが標準で付属しています。 このスケジューラにInitLoaderを設定することで、定期的にエクスポートさせることができるようになります。

UNIX 系 OS の場合

UNIX 系 OS には「cron」というツールが標準で付属しています。 このcronにInitLoaderを設定することで、定期的にエクスポートさせることができるようになります。

基幹系のシステムからデータを取り込む

Wagbyが提供するInitLoaderは、1レコードを1つのXMLファイルとして扱います。 この原理を応用すると、基幹系のシステムからデータを取り込み、これをXML形式に変換することで (InitLoaderを経由して)WagbyがビルドしたWebデータベースに取り込むことができるようになります。

このとき、主キーについてはWagby定義ファイルで自動採番として定義し、取り込むXML側で 「-1」という値を設定することができます。具体的には次のようになります。

<staff>
  <!-- Wagby側の主キー。常に “-1”を設定しておく。-->
  <staffid>-1</staffid>
  <name>山田太郎</name>
  ...
</staff>

このようなXMLを用意することで、主キーは自動採番させることができます。

「ファイル型」の項目の扱い

Wagbyでは、モデル定義に「ファイル型」を指定することができます。この項目はデータベース上には「ファイル名」が格納される仕様となっており、実際のデータはOS上のファイルとして管理されます。具体的には、ファイル型として登録されたデータは、$(DEVHOME)\upload_dir に格納されています。

Webインタフェース上からの「インポート/エクスポート」ならびにInitLoaderコマンドを用いたいずれの場合も、ファイル型として(Webブラウザから登録された)ファイルはインポート/エクスポートの対象となりません。別途、手動で同フォルダ全体のバックアップをとるようにしてください。

Wagby をバージョンアップする場合、ファイル型項目の移行手順は次のようになります。

  1. 旧バージョンで使用していた upload_dir をフォルダごと、新バージョンに手動で移動させてください。例えば C:\Wagby-5.5.1\upload_dir フォルダを C:\Wagby-5.8.5 フォルダの直下に移動させます。このとき、upload_dir のフォルダ名は変更しないでください。
  2. Wagby ビルダから「アプリケーションの起動」を行います。