サポート > 運用ガイド > すでにTomcatが用意されている環境下での運用方法

Wagby は標準で Tomcat が同梱されています。よって運用時に別途、Tomcat を用意する必要はありません。しかし何らかの理由で、既存の Tomcat 環境下で動作させたいということがあります。ここではその方法を説明します。

準備

お使いの Wagby のバージョンにあわせて Tomcat をご用意ください。 なお Wagby が採用している Tomcat の詳細については、「Wagby に同梱されているソフトウェアリスト」を確認してください。

組み合わせが異なる場合、弊社ではサポートできないことがございます。予めご了承ください。

Wagby R6 での適用方法

(準備中)

Wagby R5 での適用方法

既存の Tomcat に対して、次の対応を行います。 なお、以下の説明では既存の Tomcat を "Tomcat" と表記します。Wagby によって生成されたアプリケーションは "wagbyapp" フォルダと表記します。

  1. wagbyapp/webapps/$(APPNAME) 以下のフォルダを Tomcat の webapps へコピーします。
  2. wagbyapp/bin 以下の次のファイルを Tomcat の bin へコピーします。
    • startup.bat, startup.sh
    • shutdown.bat, shutdown.sh
    • catalina.bat, catalina.sh
    • setclasspath.bat, setclasspath.sh
    • drop_db.bat, drop_db.sh
    • init_db.bat, init_db.sh
    • check_db.bat, check_db.sh
    • InitLoader.jar
    • install_service.bat
    • remove_service.bat
    • service.bat
    • export_db.bat, export_db.sh (Wagby R5.7.1 以降より)
    • import_db.bat, import_db.sh (Wagby R5.7.1 以降より)
    • jprincipal.xml (Wagby R5.7.1 以降より)
  3. wagbyapp/conf 以下の次のファイルを Tomcat の conf へコピーします。
    • app_jaas.config
    • mime.types
    • subjectpolicy.xml
    • tomcat-users.xml
    • Catalina/localhost/wagby.xml (コンテクストとデータソースの情報が含まれています。フォルダ構成を維持したままコピーしてください。)
  4. wagbyapp/conf 以下の次のファイルについて、オリジナルのファイルとの差分をとり、反映させます。
    • web.xml (init-param 要素に javaEncoding 情報が追加されています。)
    • server.xml (ポート番号の変更、データソース情報の追加、Realm 情報の追加があります。)
  5. wagbyapp/common/lib 以下に含まれている JDBC ドライバのファイルをオリジナルへコピーします。
    • hsqldb.jar, またはお使いの JDBC ドライバファイル
    • j_conint.jar (Wagby 内部で利用します。)
  6. wagbyapp フォルダと同じ階層に、次の二つのフォルダを用意します。
    • export
    • upload_dir

    export フォルダには、インポート・エクスポート機能でエクスポートしたデータが格納されます。なお、このフォルダ内にある data_init フォルダは必須です。 upload_dir フォルダには、ファイルアップロード機能でアップロードされたファイルが格納されます。

注意点

  • ヒープメモリサイズを含む、Tomcat そのものの調整については、システム管理者と相談してください。
  • Wagby におけるデータベースの接続は JNDI を経由しており、その名称は "jdbc/jfc" 固定となっています。
  • すべての JSP ファイルはプリコンパイルされないため、各ページへの初回のアクセスには時間がかかります。二回目以降のアクセスは高速になります。