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Wagbyでは扱うデータの単位を「モデル」と呼びます。本チュートリアルでは、顧客モデルの作成を通して Wagby の使い方を学んでいきます。

はじめに

このチュートリアルでは「顧客管理データベース」の開発を通して、Wagby による具体的な Web アプリケーション開発方法を学習します。

本チュートリアルを学習することで、皆様は本格的な Web アプリケーションをご自身で設計できるようになります。

プロジェクト名を変更する

はじめに、プロジェクト名の変更を行いましょう。

デスクトップ上に用意された Wagby アイコンをダブルクリックし、Wagby ビルダを起動します。

Wagbyアイコン
図1 Wagby アイコン

Wagby ビルダにて、メニューから「プロジェクトの定義」を選択します。

プロジェクト定義
図2 プロジェクト定義メニュー

コンテンツ部に表示されている「実行」ボタンをマウスでクリックすると、図2 のようにファイルエクスプローラが起動し、$(DEVHOME)\xls-project というフォルダが開かれます。

xls-project
図3 xls-project フォルダ

プロジェクト定義ファイル「project.xls」を開きます。ここで、「プロジェクト名(日本語)」を「Wagby アプリケーション」から「顧客管理システム」に変更します。

project.xls
図4 プロジェクト名を変更する

プロジェクト名を変更したら project.xls を保存して終了します。

基本となる顧客モデルを作成する

それでは基本となる「顧客」モデルを用意してみましょう。

  1. Wagby ビルダから「モデルの定義」を選択します。「実行」ボタンを押下し、xls-model フォルダを開きます。

    図5 モデル定義メニュー
  2. Wagby が標準で提供している「base.xls」ファイルをコピーし、「customer.xls」という名前で保存します。

    図6 base.xls をコピーする

    図7 customer.xls へと名前を変更する
    ファイル名は半角の英数字のみで構成するようにしてください。日本語文字を含むファイル名はご利用頂けません。
  3. 作成した「customer.xls」ファイルを Excel で開きます。最初に「メインシート」が表示されます。ここでは(最大5つの)モデルを設定することができます。

    図8 メインシート
    5 つ以上のモデルを定義する場合は、base.xls を複数、コピーしてお使いください。
  4. モデル名(英語)欄に「customer」と入力します。

    図9 モデル名 customer を入力する
    ここではファイル名 customer.xls 内に、モデル customer を定義してみます。
    Wagby では、Wagby 定義ファイルのファイル名と、その中に用意するモデル名に関連はありません。 しかし開発時には、同名にしておいた方がわかりやすいので、ここではそのようにしています。
  5. 図9 において、モデル「customer」を選択した状態で「詳細表示」ボタンを押下します。すると図10の「モデル定義シート」が表示されますので、はじめに日本語のモデル名「顧客」を入力します。

    図10 モデル定義シート
    モデル定義シートに一文字でも変更を加えると「チェック」ボタンが赤くなります。
  6. 続いて、「顧客」モデルの項目名と型を次のように設定してみます。
    項目名(日本語) 項目名(英語) 項目の型 主キー 検索条件 一覧表示
    顧客ID customerid 整数型 - -
    顧客名称 customername 文字列型 -
    顧客カナ customerkana 文字列 -
    会社名称 companyname 文字列 -
    電話番号 tel 文字列 -
    Wagby 定義ファイルにおいて「検索条件」に「○」を指定すると、その項目による絞り込み検索が行えるようになります。 同様に、「一覧表示」に「○」を指定すると、一覧表示画面にその項目が表示されるようになります。

    図11 モデル定義シートへの設定

Web アプリケーションの動作を確認する

ビルド終了後、Wagby ビルダから Web アプリケーションを起動してみましょう。 すると図5 のように、設定したプロジェクト名がタイトルとなった Web アプリケーションが構築されたことを確認することができます。

logon
図12 プロジェクト名変更後のログオン画面

Wagby が標準で用意する管理者ユーザ「admin」でログオンします。
ユーザ名「admin」、パスワード「admin」と入力し、ログオンボタンをクリックすると、 作成したアプリケーションにログオンすることができます。

logon
図13 「admin」でログオンする

ログオンすると、最初に次のような画面が表示されます。 これは管理者の権限でログオンした場合に表示されるメニューです。

menu
図14 メニューが表示される
管理処理を含む Web アプリケーションの基本的な使い方については、「管理者ガイド」をお読みください。

定義したメニューは、「サービス」メニューで確認できます。 「顧客検索」メニューをクリックします。

menu2
図15 「顧客検索」メニューが表示される

「顧客検索」画面が表示されます。
まだデータが1件もないので新規にデータを登録してみましょう。 「登録画面へ」ボタンをクリックします。

search
図16 顧客検索画面

すると、新規登録画面が表示されます。
定義ファイルで定義した項目が用意されていることが分かります。 データを入力し、「保存」ボタンをクリックしてみます。

insert
図17 新規登録画面

正常に登録処理が行われた場合、詳細表示画面に遷移し、次のようなメッセージが表示されます。 続いて「一覧表示へ」ボタンをクリックします。

detail
図18 データが登録された

一覧表示画面で登録したデータを確認することができます。 ログオフする場合は、画面右上の「ログオフ」ボタンをクリックします。

list
図19 一覧表示画面

起動の確認ができましたら、Web アプリケーションをいったん停止させます。


図20 Wagby ビルダから Web アプリケーションを停止する

その後、Wagby ビルダも終了してください。


図21 Wagby ビルダの終了

Wagby ビルダによって Web アプリケーションを起動・停止したあとは、Wagby ビルダを終了させる必要があります。

それでは次のページで、この 「顧客」モデルに項目を追加してみましょう。

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