サポート > チュートリアル > ドラッグ&ドロップ > [付録]ドラッグ&ドロップ開発の仕様

対応しているファイル形式

Excel ファイルのみです。(Access ファイル(MDB ファイル)には対応していません。)

また、Wagby にドラッグ&ドロップする Excel ファイルには次のルールがあります。

  • 一行に一データが格納されていること。
  • 先頭行には項目名が格納されていること。ただし、次の項目名は Wagby が内部で使用する名称のため、使用できません。
    • 主キー
    • 作成日
    • 作成者
    • 更新日
    • 更新者
    • pkey
    • insertrec
    • insertuser
    • updaterec
    • updateuser
  • Excel ファイルに含まれる数式やマクロは無視されます。
  • オートフィルタ」を指定したシートを読み込むことはできません。オートフィルタを解除してください。

詳細は最初のアプローチ - ドラッグ&ドロップをやってみようをお読みください。

変換できるデータ件数

Wagby側に特に制約はありません。Excelの最大行数65,536行 が最大件数になります。

変換に要する時間は、データ件数やカラム数に比例して、長くなります。

マスタと判定される基準

対象項目(列)のデータ総件数が10件以上あり、かつユニークな値でグルーピングを行った結果、グループ数がデータ総件数の 平方根以下(※小数点以下は切り捨て)である場合、マスタモデル型として扱います。

例を以下に示します。

データ総件数 平方根 基準値
103.163
1001010
100031.6231
10000100100

テキストエリアと判定される基準

対象項目(列)に含まれる最大文字列が 30 文字以上の場合、文字列型項目の入力項目の種類がテキストエリアになります。

直前のデータの自動保存R6.2.0

連続したドラッグ&ドロップ開発を行う場合、直前のデータは $(DEVHOME)\export\data_build フォルダに(XML形式のファイルとして)退避されます。

トラブルシューティング

Excelファイル解析時のエラー

ドラッグ&ドロップ開発で、次のようなエラーダイアログが表示されることがあります。

この場合、以下の内容に合致していないかどうか、確認ください。

  • Excel ファイル中に、不正な文字コード(特殊文字、外字など)が含まれている。その文字を取り除いてください。
  • 項目名(英語)を指定したときに、複数の Excel ファイル間(またはシート間)で、名前が重複している。名前を重複しないように変更してください。
  • Excel のマクロレベルが「高」以上となっている。マクロレベルを変更してください。詳細はExcelのセキュリティレベルを変更する方法についてをお読みください。
  • Excel の「オートフィルタ」機能を用いてデータを整理している。「オートフィルタ」を解除してください。

    図 オートフィルタを設定した例(Wagby では未対応です)

エラーとなった場合、開発処理は停止します。Excel ファイルの内容を直接、修正したのち、再度ドラッグ&ドロップを行ってください。

データ登録に failed batch エラー

データベースの初期化処理時に「failed batch」と表示された場合は、次の手順を行って復旧させてください。

  1. いったん Wagby ビルダを「キャンセル」で終了させます。
  2. 再び Wagby ビルダを起動して「定義ファイル変換(差分ビルド)」を行います。

ビルド後は、これまでのデータは消去されています。データベース起動後に、最後にエクスポートしたデータをインポートしてください。

ログファイルの確認

ドラッグ&ドロップ開発における Excel ファイルの解析ログは $(DEVHOME)/env/logs フォルダの WagbyEasy.log に記録されます。 このログファイルを確認することで、エラーの原因をある程度、把握することができます。