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WagbyDesignerからビルドしたアプリケーション(Wagbyアプリケーション)を起動する方法を説明します。

「ビルド」とは、リポジトリ(設計情報)から稼動するアプリケーションを生成する処理をいいます。ここではビルド処理ならびに、ビルドされたアプリケーションの起動と停止方法を確認してみましょう。

WagbyDesignerを起動し、ログオンします。
メニューから「ビルド」を選択します。図1の画面が表示されます。画面中央の「ビルド実行」ボタンを押下します。(まだアプリケーションは生成されていないため、「アプリケーション起動」ボタンを押すことはできません。)

インストール直後の最初のビルドでは「フルビルド」を選択してください。二回目以降のビルドは「差分ビルド」をお使いいただけます。差分ビルドの方が高速です。

なお、この段階ではリポジトリ(設計情報)は "空" です。システムが提供する基本機能が備わったアプリケーションが生成されます。

「ビルド情報」パネル内の「ビルド時にバックアップを行う」がチェックされている場合、ビルドのたびに現時点のリポジトリをバックアップします。メモを残すこともできます。ただしディスク領域を消費しますので、不要であれば本チェックをはずすようにしてください。

図1 ビルド画面から「ビルド実行」ボタンを押下する

ビルドが正常に終了すると、Wagbyをインストールしたフォルダ内に "wagbyapp" というフォルダが生成されます。これが(ビルドによって生成された)Webアプリケーション本体です。

図2 wagbyappフォルダ
  1. ビルド後、画面中央の「アプリケーション起動」ボタンが押下できるようになります。これを押下して、生成したアプリケーションを起動します。
    図3 アプリケーション起動ボタンを押下する
  2. もう一つのTomcatが(最小化された状態で)起動します。ウィンドウを確認すると図4のようになっています。このウィンドウ内のメッセージの最後に

    情報: Server startup in XXX ms

    という文字が出力されます。これでアプリケーションの起動は完了です。
    図4 アプリケーションが起動する
  3. 起動後は、ビルド画面内のボタンが「アプリケーション停止」に変わります。(このボタンは今は押さないでください)
    図5 起動ボタンが停止ボタンに変わる
  4. 「ログオン画面を開く」ボタンを押します。ブラウザで別のタブが開きます。
    図6 ログオン画面を開く
    アドレスバーは次のようにセットされています。
    http://localhost:8921/wagby/
    ホスト名をlocalhostと指定しています。(*3) ポート番号は標準で8921を使います。
    別マシン上のWebブラウザから操作する場合は、上記URLのlocalhostという部分を、WagbyDesignerを起動したPCのIPアドレスまたはホスト名に置き換えてください。(*4)
    図7 アプリケーションのログオン画面
    このとき、開発機の上では「WagbyDesigner」と「Wagbyアプリケーション」の2つの Java プロセスが起動しています。標準ではWagbyDesignerが4Gのメモリを、Wagbyアプリケーションが512MByteのメモリを使うため、あわせて4.5GByteのメモリが必要になります。
  5. 標準で用意されている管理者用アカウントadminで、アプリケーションにログオンしてみます。(パスワードも同一です。)
    図8 管理者用アカウントでログオンする
  6. ログオンに成功すると、図9に示すメニュー画面が開きます。
    アプリケーションの定義を行っていない状態でも、システム管理用の機能をはじめとする、いくつかの機能が利用できるようになっています。
    図9 アプリケーションのメニュー画面
  7. いったんログオフしてみます。画面右に用意されたアイコンを押下すると図10のようなメニューが表示されます。ここでログオフを選択します。
    図10 アプリケーションのログオフ
  8. Webブラウザのタブを切り替え、WagbyDesignerに戻ります。図10の画面で、「アプリケーション停止」ボタンを押下します。これでアプリケーションは終了します。
    図11 アプリケーションの停止
XXXの部分には、起動に要した時間(ミリ秒)が入ります。
起動時にウィルスチェックプログラムが警告を発する場合があります。この場合はWagbyアプリケーションプログラムを「許可」してアプリケーションを起動させてください。
localhostと指定しても接続できない場合、localhost の部分を 127.0.0.1 に変えて試してみてください。
別マシンから操作する場合に、ファイアウォールがLAN経由でのアクセスをブロックすることがあります。ファイアウォールの設定を変更し、操作を許可するようにしてください。

「ビルド実行」が正常終了したあと、エンターキー押下で「アプリケーション起動」を行うことができます。

さらに「アプリケーション起動」が正常終了したあと、再びエンターキー押下で「ログオン画面を開く」を行うことができます。

上記の手順どおりに動作しなかった、という場合は「よくある質問と回答 > チュートリアル」をお読み下さい。