必須項目の指定、計算式、初期値の設定といった、アプリケーションで求められる要件の実現方法を説明します。

はじめに、顧客モデルの「顧客名」を必須項目と指定してみます。
顧客モデルの定義を開きます。「顧客名称」の「詳細」ボタンを押下します。

図1 顧客名称の詳細を設定する

「入力チェック」タブの「必須」欄に「○」を選択します。

図2 必須チェックを指定する

営業日報モデルの繰り返しコンテナの数を表示させるようにしましょう。Wagby の自動計算式を設定します。

営業日報モデルの定義シートを開きます。「担当者」と「訪問履歴」の間に項目の挿入を行い、図3に示す「訪問回数」項目を設定します。

項目名(日本語) 項目名(英語) 項目の型
訪問回数 visitcount 数値
図3 訪問回数項目の定義

「詳細」ボタンを押します。詳細タブ内の「自動計算」に次の式をセットします。

COUNT(${visit})
図4 計算式の設定

式は ${ と } で囲みます。COUNT は Wagby が提供している関数で、繰り返しコンテナの数をかぞえます。 詳細は、Wagby 定義ファイルマニュアル「関数」をお読み下さい。

なお、式にエラーがあった場合は警告が表示されます。図5は閉じ括弧が不足していた場合です。

図5 計算式の設定(エラー時)

サポートモデルの「日付」項目の初期値が、今日の日付となるように設定してみましょう。

サポートモデルの「日付」項目の詳細を開きます。「初期値」タブにて、「登録画面表示時」に次の式を記入します。

TODAY()
図6 登録画面表示時の式

TODAY()はWagbyが提供している関数です。今日の日付を返します。

サポートモデルの「内容」項目を通常のテキスト入力欄ではなく、テキストエリアにしてみましょう。これによって改行を含む、複数行を入力することができるようになります。

サポートモデルの「内容」項目の詳細を開きます。「入力制御」タブにて、「入力項目の種類」に「テキストエリア」を選択します。

図7 入力項目の種類を選択する

その下に用意された「テキストエリア」の設定で、行数と文字数を設定します。

図8 行数と文字数の設定

これまでと同様に、Webアプリケーションの停止、ビルド、再起動を行います。 アプリケーションにログオン後、過去データのインポート処理を行います。

必須項目の確認

顧客モデルの新規登録画面を開きます。顧客名称のラベルが赤字に変わっていることがわかります。これは同項目が必須項目となったことを示しています。この項目を空白として次の入力を行なおうとすると、リアルタイムで入力チェックが適用されます。

図9 顧客名称項目が必須項目となった

計算式の確認

営業日報モデルの新規登録を行うと、繰り返しコンテナの総数が「訪問回数」項目にセットされていることがわかります。

図10 訪問回数項目が追加された

計算式が適用された項目は読み取り専用になります。

図11 登録・更新画面では読み取り専用になる

初期値の確認

サポートモデルの新規登録画面を開きます。日付項目に、初期値として本日の日付がセットされていることがわかります。

図12 日付項目の初期値

テキストエリアの確認

同じくサポートモデルの新規登録画面では、内容項目はテキストエリアが適用されたことがわかります。

図13 内容項目がテキストエリアになっている

次章より、ここで触れなかった WagbyDesigner の詳細な機能を説明します。

「よくある質問と回答 > チュートリアル」をお読み下さい。