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Wagbyには、あるモデルについての集計処理を実現する「集計ビュー」が用意されています。

集計ビューを用いることで、さまざまな切り口でデータの状態を確認することができるようになります。

図1 ディメンジョン、メジャー、コンディション

「コンディション」は検索条件です。「ディメンジョン」は集計の切り口となる項目です。「メジャー」は集計対象の項目です。 ディメンジョンを一つ指定した場合の集計ビューを図2に示します。

図2 集計ビューの例 (ディメンジョンは1つ)

Wagbyではディメンジョンを二つまで指定することができます。

図3 ディメンジョンを二つ指定した場合の構成

集計ビューでは、ディメンジョン1に対する小合計が表示されます。

図4 小合計のイメージ

コンディション

モデルの検索絞り込み条件です。たとえば日付情報について月初から月末までを検索条件として指定すれば「月別集計」となります。

ディメンジョン

集計の切り口となります。例えばディメンジョン1に「日付」を指定し、ディメンジョン2に「対応者」を指定すると「対応者別かつ日別の集計」となります。

モデル参照項目をディメンジョンに指定した場合、データの並び順は参照モデルのソートルールで指定した並び順になります。

メジャー

分析対象のデータ群となります。Wagby では複数のメジャーを指定することができます。 メジャーの並び順は固定となっています。具体的には次のとおりです。

  • 文字列型、数値型の場合は、値の昇順。
  • モデル参照の場合は、主キーの昇順。

集計対象となる項目の型

対象 指定できる項目の型
コンディション 特に制約はありません。
ディメンジョン 文字列
日付
モデル参照(リストボックス)
モデル参照(ラジオボタン)
モデル参照(検索画面)
参照連動
メジャー 整数
1バイト整数
2バイト整数
4バイト整数
4バイト浮動小数点
8バイト浮動小数点
8バイト整数
文字列型
モデル参照(リストボックス)
モデル参照(ラジオボタン)
モデルの参照(チェックボックス)
モデルの参照(検索画面)

繰り返し項目・繰り返しコンテナの扱い

ディメンジョンやメジャーに、繰り返し項目や繰り返しコンテナ項目を指定することはできません。

例えば繰り返しコンテナ内に「小計」項目があり、この合計を集計ビューに表示するような場合、繰り返しコンテナ項目の金額合計を行う項目を別途(繰り返しコンテナの外に)用意し、その項目を集計ビューに加えるという定義を行ってください。

テーブルを作成しない選択肢モデルの扱い

ディメンジョンやメジャーに、テーブルを作成しない選択肢モデルを指定することはできません。

(1) 数値の集計
メジャーに数値型項目を指定します。もっとも一般的な集計です。
(2) 選択肢の集計
メジャーにモデル参照項目を指定することができます。
(3) 文字列の集計
メジャーに文字列型の項目を指定することもできます。アンケート入力など、自由記述欄の集計を行いたい場合に有効です。
(4) メジャー毎に合計・個数・平均・最大・最小・積・中央・最頻・標準偏差・分散を指定する
メジャー毎に合計・個数・平均・最大・最小・積・中央・最頻・標準偏差・分散を指定することができます。
(5) 1つのモデルに複数の集計ビューを用意する
1つのモデルに複数の集計ビューを用意することができます。それぞれでディメンジョン、メジャーの指定ができるので、さまざまな切り口で集計結果を閲覧できます。
(6) 集計結果をキャッシュする
集計結果を指定した時間だけキャッシュすることができます。複数の利用者が同じ集計ビューを閲覧する場合、計算処理を省くことにより処理を高速化できます。
(7) グラフ
集計ビューの下部にグラフを表示することができます。
(8) グラフ - 実行時の指定
グラフの種類や色、大きさは利用者ごとに設定することができます。
(9) ディメンジョンを分類する
ディメンジョンとなる値が細分化されているとき、分類という手法を用いて、見やすくすることができます。
(10) 見栄えの調整
フォントサイズやラベル文字などを一括または個別に指定することができます。

ディメンジョンやメジャーとなる項目は「データベースに保存する」としてください。非保存の場合、値を一つずつ取得するため、パフォーマンスに影響します。