アプリケーションサーバTomcatの設定や、Javaのバージョンを指定することができます。

「環境」メニューから「サーバ」を選択します。

図1 サーバの設定

この説明は、ビルドするWebアプリケーション (wagbyappフォルダ) に反映されます。すなわち、運用するアプリケーションのための設定です。

コンパイル時のメモリ不足など、WagbyDesignerへの変更は「ビルド時のメモリサイズを調整する」をお読みください。

JVM最大ヒープメモリサイズ(MB)

Java Virtual Machine(JVM)の最大ヒープメモリサイズを指定することができます。初期値は512です。単位は MB (メガバイト) です。

大量のデータを扱う場合や、アプリケーションに同時にログオンする利用者が多い場合は、このメモリサイズを大きくする必要があります。

JVM初期ヒープメモリサイズ(MB)

Java Virtual Machine(JVM)の初期ヒープメモリサイズを指定することができます。初期値は64です。単位は MB (メガバイト) です。

JVM最大永続世代ヒープメモリサイズ(MB) [Java 7まで]

Java 7 を使った運用の場合に指定してください。Java 8 以降の版では、この欄は空白にしてください。

Java Virtual Machine(JVM)の最大永続世代ヒープメモリサイズを指定することができます。初期値は192です。単位は MB (メガバイト) です。Java 7 利用時で、アプリケーション起動時に「Out Of Memory : PermGen space」というエラーが発生した場合は、この値を大きくしてください。

ここでいうメモリは、プログラムを格納する領域です。具体的には、定義するモデルの数および出力する画面機能の数に比例して増大します。格納しているデータの量や、同時ログオン数とは関係ありません。
運用環境が Java 8 以降の場合、本設定は無視されます。(Java 8 では永続世代ヒープがなくなりました。) 参考文献 : 「Java8のHotSpotVMからPermanent領域が消えた理由とその影響

JVM初期永続世代ヒープメモリサイズ(MB) [Java 7まで]

Java 7 を使った運用の場合に指定してください。Java 8 以降の版では、この欄は空白にしてください。

Java Virtual Machine(JVM)の初期永続世代ヒープメモリサイズを指定することができます。初期値は192です。単位は MB (メガバイト) です。

HTTPポート番号

Tomcatが使用するHTTPポート番号を指定します。初期値は8921です。

Wagbyでは、標準のポート番号として「8921」を使っています。この値を「80」に変えることで、Webブラウザのアドレスバーに入力するURLから「:8921」というポート番号表記をなくすことができます。ただしこの場合、お使いのマシンですでに別のWebサーバが動作していないことを確認してください。たとえばWindows Server系OSの場合、IISというWebサーバが起動していれば、すでに80番ポートを使用しています。この場合はIISを停止してください。
IIS や Apache Web Server と(Wagbyが提供する)Tomcatを同じポート80番で共存させるような設定を行うこともできます。設定方法が複雑なため、本マニュアルでは割愛します。詳細についてはWagby販売代理店へご相談ください。

AJP1.3ポート番号

Tomcatが使用するAJP1.3ポート番号を指定します。初期値は 8009 です。

(この設定は Apache Web Server と連携するときに使用します。通常は設定を変更する必要はありません。)

サーバポート番号

Tomcatが使用するサーバポート番号を指定します。初期値は 8005 です。

(この設定は通常、変更する必要はありません。)

リダイレクトポート番号

Tomcatが使用するリダイレクトポート番号を指定します。初期値は 8443 です。

(この設定は通常、変更する必要はありません。)

送信リクエストのセッションIDをチェックする(CSRF対応)

送信リクエストIDのチェックを行うかどうかを選択します。初期値は有効になっています。

この設定はセキュリティレベルが向上させるものです。具体的にはCSRF(Cross Site Request Forgeries)といったログオンユーザの権限を利用したサイト攻撃手法が行えなくなります。

Javaのバージョン

自動生成されるJavaソースコードが、どのJavaでコンパイルできるかを指定します。初期値は "1.8" (Java 8) になっています。この値を "1.6" とすると Java 6/7 で、"1.7" とすると Java 7 でコンパイルすることができるようになります。

"1.6" や "1.7" とした場合、新しい Java の文法を使うことはできません。Wagby が生成する Java コードをカスタマイズする場合、どのバージョンの Java を用いるかを検討し、この値を変更してください。

サーバサイドJavaScriptへの影響

この値は「サーバサイドJavaScript」のバージョン判定にも用いられます。"1.6", "1.7" の場合は Rhino を、"1.8" の場合は Nashorn を対象とします。

開発の途中でこのバージョンを変更した場合は、フルビルドを行ってください。サーバサイドJavaScriptのコードも再作成されます。

アカウント」をお読みください。

「アカウント > Windows Active Directory/LDAP による認証」をお読みください。

(クラスタリングの章で説明します。)