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参照先のデータ量が多い場合には、検索画面を用いた絞り込みが利用できます。

動作例

図1に用意した見積書モデルでは、得意先項目を顧客モデルから参照します。入力欄の横に用意された「検索」ボタンを押下すると、図2の検索画面が開きます。

図1 見積書の新規登録画面で「検索」ボタンを押下する

図2の検索画面において、検索条件で絞込んだあとに「一覧表示へ」ボタンを押します。

図2 顧客検索画面

一覧表示画面の左側に並んでいる値(ここでは氏名)を選択します。具体的にはマウスでクリックします。

図3 一覧表示画面

顧客が選択されます。

図4 顧客が選択された

定義方法

モデル項目の型詳細設定ダイアログを開きます。入力タイプに「検索画面」を選択します。

図5 検索画面を利用する設定

入力フィールド長を変更することができます。詳細は「入力制御>入力フィールド長 > 検索画面」をお読みください。

動作例

選択した内容を解除する場合、項目名の横に用意されたクリアボタン(消しゴムの形をしたアイコン)を押下します。(マウスカーソルをのせると説明文が表示されます。)

図6 選択状態を解除するクリアボタン

選択状態が解除されます。(図7)

図7 未選択の状態に戻った

クリアボタンを非表示にする

モデル項目詳細定義ダイアログの入力制御タブ内に用意された、モデル参照の「クリアボタンを作成する」を無効にします。(図8)

図8 クリアボタンを作成する

クリアボタンが用意されない例を図9に示します。この場合、一度何かを選択すると、未選択という状態に戻すことはできません。

図9 クリアボタンは非表示となる

本設定が無効となる場合

検索ボタンを非表示に設定すると、本クリアボタンも自動的に非表示となります。

動作例

標準の「検索...」ボタンを「検」へと変更した例を図10に示します。

図10 ボタン名を「検」へ変更した

定義方法

モデル項目詳細定義ダイアログの入力制御タブを開きます。「モデル参照(検索)」内の「ボタンを表示する」を有効とし、ボタン名を入力します。

図11 ボタン名を設定する
この設定は登録・更新画面に加え、検索画面にも反映されます。
この機能と同等以上の使い勝手を「サジェスト」で提供しています。サジェスト機能では主キーの値だけでなく、他の項目の値を入力することもできます。以下の説明は旧版との互換性のために残していますが、できるだけサジェストをご利用いただくことを推奨します。

動作例

参照先モデルの主キーを直接入力し、値を参照することができます。業務的に、主キーが業務コードとして用いられており、現場の操作者がコード体系を覚えているという場合に有効です。

図12では、商品コードを直接、入力しています。「検索...」ボタンは用意されていません。

図12 コードを直接入力する

商品コードに対応商品名、価格が連動して表示されています。(図13)

図13 商品コードによる商品名、価格の参照連動

複数の商品情報を入力した例です。(図14)

図14 商品情報を明細として管理している

なお、存在しない商品コードを入力すると、保存ボタン押下時にエラーとなります。

図15 存在しないコードはエラーとなる

定義方法

入力伝票となる見積書モデルで「商品コード」項目を用意します。(図16)

図16 商品コード項目を用意する

入力タイプを「検索画面」とします。参照先モデル項目は主キー項目を指定します。ここで主キーは業務コードとしての役割を担っているものとします。

図17 参照先モデル項目を主キー項目とする

モデル項目詳細定義ダイアログを開きます。入力制御タブ内の「モデル参照(検索)」欄で「値を直接入力できるようにする」を有効にします。同時に「ボタンを表示する」を無効にします。

図18 値を直接入力できるようにする

仕様・制約

  • 本設定は、参照先モデルの主キー項目を直接入力することになります。主キー以外の項目には対応していません。
  • 本設定と「自動計算」を同時に定義することはできません。
  • 本設定は参照連動にはご利用いただけません。
  • 参照先モデルの主キーが複合キーの場合、本設定を利用することはできません。(複数のコード入力欄は用意されません。)
  • 参照先モデルの項目がサジェストを利用している場合、本機能と併用することはできません。サジェストをご利用ください。
  • 本設定は絞り込みとの併用はできません。絞り込みは下記「メインウィンドウの入力値を検索条件として再利用する」の説明によって実現されます。

動作例

登録、更新画面(メインウィンドウ)の入力値を、検索画面(サブウィンドウ)の検索値として受け渡すことができます。

例を示します。「営業報告書」モデルの項目「顧客名」は「顧客」モデルを参照しています。
ここで「営業報告書」モデルの項目「職種」の値を(「顧客」モデルの)検索条件として再利用させます。

図18に示すように、職種の欄に予め値を設定し、「検索」ボタンを押下します。

図19 検索ボタンを押下する

メインウィンドウ(営業報告書)の値が、サブウィンドウ(顧客モデルの検索画面)に渡されていることがわかります。(図20)

図20 検索条件の受け渡し

設定方法

顧客モデルの定義を図20に示します。「業種」項目(jobtype)は検索条件として用います。

図21 顧客モデルの定義

営業報告書モデルの定義を図21に示します。検索条件として引き渡す「業種」項目(customertype)も、同様に検索条件として指定します。

図22 営業報告書モデルの定義

営業報告書モデルの「顧客名」は、顧客モデルを参照します。入力タイプは検索画面とします。(図23)

図23 関連の設定

絞り込みの設定

ここで、営業報告書モデル(自モデル)内の項目「業種 (customertype)」を、参照先モデル「顧客」の「業種 (jobtype)」と関連づけます。これが図23の絞り込み設定です。

図24 双方のモデル内の項目を関連づける(絞り込み)

固定値を渡す

図24では(受け渡す値を保持する)項目名を指定しましたが、固定値を渡すこともできます。(図25)

図25 固定値を渡す

仕様・制約

  • この絞り込みを設定する項目が「検索条件」の場合、検索画面でも本絞込設定は有効になります。そのため、図23で指定する「項目名」も検索条件となっている必要があります。(検索画面に用意されない項目を、サブウィンドウに渡すことはできません。)
  • 本機能は一覧更新画面および子モデル同時更新画面では動作しません。
  • メインウィンドウの読み込み専用項目(計算によって求められた項目も含みます)をサブウィンドウの検索条件に渡すことはできません。渡すことができるのは、入力欄として用意された項目です。隠し項目は利用できます。

この例のような文字列型での絞り込み以外にも、モデル参照項目を使った絞り込み設定も行えます。詳細は「他項目の値で選択肢を絞り込む」をお読みください。

応用例

サジェスト」をお読み下さい。

1. サブウィンドウは一覧表示画面と全く同じ項目を用いるのではなく、他モデル参照(検索画面) で参照している項目が一覧に 自動的に追加されることがあります。開発者が用意したレイアウトに対して Wagby が自動的に追加した項目を含めた状態で、更にレイアウトを自動調整することは難しいため、サブウィンドウではレイアウトの設定は反映していません。
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