Wagbyのフォルダ構成
最終更新日: 2020年5月22日
R8 | R9
リポジトリとはアプリケーションの設計情報をいいます。WagbyDesignerが入力した値は、インストールフォルダ内にある「repository」フォルダに保存されます。
repositoryフォルダはさらにtrunkとbranchesが用意されています。branchesはバックアップされたファイルが保管されています。trunkが「現在の」ビルド対象リポジトリになります。
「移行ツール」を使うと、現在の trunk は trunk_日付時刻 というフォルダに改名されます。その後、移行されたリポジトリが新しい trunk になります。(すなわち、移行前の trunk は常に保存されます。)
ビルドによって生成されたWebアプリケーションは、インストールフォルダ内のwagbyappフォルダになります。ビルドを行うたびに、この内容は書き変わります。
完成したWebアプリケーションを本番機で運用する場合、wagbyappフォルダをzip圧縮し、本番機へコピーしてください。
リポジトリで表現できない処理は、汎用プログラミング言語であるJavaで直接、記述することができます。ここで作成したプログラムはインストールフォルダ内にあるcustomizeフォルダ内に保存します。このフォルダはインストール直後には存在せず、一度でもビルド処理を行うと用意されます。
生成されたWebアプリケーションに登録した1データを、1つのファイル(XML形式のファイル)として出力することができます。これをエクスポートといいます。エクスポートされたファイルは、exportフォルダ内に保存されます。
フォルダの規則は次のとおりです。
ビルド直後の状態に戻します。通常はテーブルの初期化処理(データの完全消去)を行う場合に指定します。
一つ前のアプリケーションのデータを保持します。ビルド前にエクスポート処理を忘れた場合、このdata_buildを使って復元することができます。
data_build は常に用意されるものではありません。そのため data_buildとは別に、ビルド前に現在の値をエクスポートするようにするとよいでしょう。
手動でエクスポートした場合に用意されるフォルダです。エクスポート時点の日付と時刻がフォルダ名に含まれます。
生成されたWebアプリケーションに「ファイル型項目」が含まれている場合、ビルド後にインストールフォルダ内にupload_dirフォルダが用意されます。アップロードしたファイルは、このフォルダ内に保存されます。
Wagbyではファイル型項目でアップロードされたファイルはデータベースのBLOB型に格納しません。データベースに格納するのはファイル名のみであり、ファイル本体はOS上で管理します。データのバックアップを取得する場合、exportフォルダおよび、このupload_dirフォルダも含めるようにしてください。
リポジトリ
生成されたWagbyアプリケーション
カスタマイズフォルダ
エクスポートフォルダ
フォルダの詳細
data_init
data_build
注意
data_YYYYMMDDHHmmss
ファイル型項目の保存先フォルダ
重要