関係性のないリストボックスを計算によって連動させる
最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9
サンプルの顧客モデルに「血液型」項目と「血液型説明」項目を用意しています。血液型が"(未選択)"の場合、説明欄は空白です。
「血液型」を選択すると、これに対応した説明文が表示されます。(図2,図3)
この例の特徴は、「血液型」モデルと「血液型説明」モデルにはデータベースの観点から関連性をもたせていないことです。計算式によって表示するIDを特定させます。
「血液型」項目ならびに「血液型説明」項目を用意します。
血液型モデルをリストボックス形式で参照します。
このリストボックスには"(未選択)"を用意します。
血液型説明モデルをリストボックス形式で参照します。参照連動ではありません。また、血液型モデルと(データベースの項目による)絞り込み設定もありません。
このリストボックスには"(未選択)"を用意しません。
血液型説明項目に式を設定します。血液型の選択肢(ID部)の値によって、自身の表示内容を制御します。血液型が未選択状態の場合、自身をnullとします。(この項目は未選択を用意しないため、図1のような空白表記になります。)
式を設定するため、この項目は自動的に「読み込み専用」となります。リストボックスとしては動作しません。
例
定義方法
血液型モデル
血液型説明モデル
顧客モデル
血液型項目
血液型説明項目
式の設定
IF(${bloodtype#id}==1,
1,
IF(${bloodtype#id}==2,
2,
IF(${bloodtype#id}==3,
3,
IF(${bloodtype#id}==4,
4,
null
)
)
)
)