サポート > クラスタリング設定ガイド(R6) > Wagby定義ファイルの設定

ここでは 2 つの Wagby をクラスタリング環境で動作させるための設定方法を説明します。

定義方法

project_env.xls ファイルの cluster シートの設定


図1 クラスタリング設定シート

上の例では、次の IP アドレスをもったマシンについて設定しています。

  • 192.168.1.100
  • 192.168.1.200

設定のポイントを示します。

  • 「クラスタ構成を使用する」に「○」を指定して下さい。
  • クラスタ構成するマシン名をそれぞれ記入して下さい。重複しないように設定する必要があります。
  • IPアドレス、JMXポート番号、RMIポート番号をそれぞれ指定して下さい。
    • IPアドレスは重複しないように設定して下さい。
    • IPアドレスにドメイン名を指定することはできません。
    • JMXポート番号とRMIポート番号に同じポート番号を指定することはできません。例にあるように異なるポート番号を指定して下さい。
  • 自マシンという設定は必ず1つだけ「○」を指定して下さい。 自動生成されるWebアプリケーションはこの設定に「○」をしたマシン(例では、192.168.1.100のマシン)にそのまま配置することができます。

サーバ OS のファイアウォール機能を有効にしている場合、JMX ポート番号と RMI ポート番号の通信は 2 台のサーバ間で許可するようにして下さい。

project_env.xls ファイルの database シートの設定

「HSQLDB(組み込みDB)」を使うことはできません。それ以外のデータベースを使用してください。

以上の設定を完了後、フルビルドを行ってください。

アプリケーションの配置

ビルドした Web アプリケーションを 2 台のサーバに配置します。 ここでは、192.168.1.100 と 192.168.1.200 という 2 台のマシンでの設定を行うものとします。

Web アプリケーションサーバ (Tomcat) の具体的な設定方法については、Apache Web Server をロードバランサとして用いる場合の設定 - Tomcat の設定を参考にしてください。

設定変更後、それぞれの Web アプリケーションサーバ (Tomcat) を起動して下さい。

動作の確認

次の操作を行うことで、クラスタ構成で動作していることが確認できます。

  • http://192.168.1.100:8921 、http://192.168.1.200:8921 のどちらにアクセスしても同じデータを閲覧することができます。
  • http://192.168.1.100:8921 にて登録したデータが http://192.168.1.200:8921 でも表示されます。
  • http://192.168.1.100:8921にて更新中のデータを、http://192.168.1.200:8921にて更新しようとしてもロックされているため、更新が行えません。

また、メニューの「管理処理」に、下記の機能が追加されています。

クラスタ管理

現在のクラスタ構成のマシンの状況を表示します。 自マシンや他のマシンのロックをすべて解除できます。 自マシンが稼動していることを通知することができます。 自マシンにて認識している他のマシンの稼動情報を修正できます。

ロック情報検索

現在どのマシンがどのデータをロックしているかを表示します。 ロック情報を1件づつ削除することができます。

ログオンユーザ管理

マシン名が表示されるようになっています。

このページ

クラスタリング設定ガイド(R6)