サポート > パフォーマンスチューニングガイド(R6) > メニュー情報のキャッシュの調整

メニュー情報をキャッシュさせることで、ログオン処理を高速化させることができます。
本設定は R6.5 Update 14 より標準で有効となっています。

概要

Wagby ではログオン時に「ログオンアカウント(利用者)の権限に応じた専用のメニュー情報」を作成します。 通常、この処理はログオンのたびに行われますが、このメニュー情報をファイルにキャッシュすることができます。 メニュー構成が複雑で、ログオン処理に時間がかかるような場合に有効です。

キャッシュ処理を有効にする

  1. wagbyapp フォルダ以下の webapps\$(APPNAME)\WEB-INF\classes\jfcbase.properties を編集します。
  2. 次の行を末尾に加えます。「=」の右辺値に、保存先フォルダ名を指定します。
    jp.jasminesoft.jfc.menu.JFCAppMenu.createMenubarCachePath.diskStorePath=C:\work
    
    なお、フォルダ名に「${java.io.tmpdir}」と指定することで、テンポラリフォルダ(wagbyapp\temp)を利用するようになります。
  3. Web アプリケーションを再起動します。

クラスタリング環境での運用

Wagby をクラスタリング環境で運用している場合は、メニューキャッシュ情報の保存先フォルダに共有ドライブを指定してください。 例えば「Z:」ドライブなどと指定します。

制約

この高速化処理は、同一アカウントを用いて複数のブラウザでログオンするような運用には対応していません。

変更履歴

  • R6.5 Udpate 11 まで、本設定を有効にすると運用中にログオンアカウントの権限を変更した場合、これを即座に反映することができなくなるという制約がありました。Update 12 で本制約が改善されました。
  • R6.5 Update 14 より、本設定は標準で有効となりました。
  • R6.5 Update 14 では、運用中にブラウザの言語設定を変えた場合にメニューの表示言語が変更されないという不具合が生じていました。R6.5 Update 15 で修正されました。