オートスケール
最終更新日: 2020年6月12日
R8 | R9
複数のWebサーバで負荷分散を行い、システムの可用性を高めるという目的を実現するため、Wagbyは二通りの方法を提供しています。
ロードバランサを用いて、ユーザからの要求(リクエスト)を複数のWebサーバのいずれか一つに割り当てます。起動しておくWebサーバ数は固定であり、それぞれのWebサーバは双方で通信できるよう、通信相手のURLを事前に知っておく必要があります。
負荷状況に応じてスケールアウト(稼働しているWebサーバを増やす)とスケールイン(稼働しているWebサーバを減らす)を自動で行います。それぞれのWebサーバは通信相手のURLを事前に知る必要はありません。
Wagby は R8.3.0 よりオートスケールに対応しました。オートスケールはクラスタリングより運用の柔軟性に優れているため、クラスタリング方式よりオートスケール方式を推奨しています。
オートスケールは次のようなシステムに向いています。
クラスタリングとオートスケール
クラスタリング
オートスケール
オートスケールが想定する利用方法
オートスケールに対応したWagby内部の仕組み
オートスケール環境で運用するをお読みください。