Wagbyアプリケーションが書き込むファイル

最終更新日: 2020年6月12日
R8 | R9

対象フォルダ一覧

ビルドした Wagby アプリケーションがファイルを出力することがあります。これをまとめました。

フォルダ 説明 削除
wagbyapp/temp データベースの検索結果のキャッシュ情報 (パッケージ名).model.model1.Model1.data アプリ
終了時
CSVアップロード更新時の処理結果ファイルおよびエラー結果ファイル process_modelXXXXX.csv
error_modelXXXXX.csv
アプリ
終了時
CSVダウンロードの一時ファイル。出力形式にXLSやXLSX形式を選択した場合、一時ファイルを作成する。 DbDownloadProcessorImpl_XlsXXXXX.ser ダウン
ロード
終了時
wagbyapp/work Tomcatの作業ディレクトリ。JSPコンパイル情報が出力される。 classファイル (*1)
wagbyapp/upload_dir/ユーザID CSVアップロード時にアップロードしたファイルが一時保存される。 CSVファイル アップ
ロード
更新の
終了時
wagbyapp/upload_dir/モデルID ファイル型項目を登録すると、このフォルダにファイルがアップロードされる。画面の保存ボタン押下時ではなくブラウザでファイルを選択したタイミングでサーバーにファイルが転送される。 (アップロードしたファイル) (*2)(*3)
wagbyapp/webapps/wagby/
WEB-INF/idxdir/モデル名
全文検索を用いた場合のインデックスファイルが出力される。 (インデックスファイル) (*4)
wagbyapp/webapps/wagby/
WEB-INF/workflow-definitions
ワークフローのフローパターンを追加、修正した場合に、フロー定義ファイルが出力される。 *.xml (*5)
帳票 Excel/PDF 帳票にて出力方式にサーバに保存するを選択した場合、指定個所に出力する。 (帳票ファイル) しない
ファイル出力ジョブ ジョブ機能で、ファイルの圧縮、移動、コピーを行うジョブでは出力先を個別に指定できる。 (指定したファイル) -
export インポート・エクスポート画面にてエクスポートした情報をexportフォルダに出力する。 *.zip
*.xml
しない
log システム運用時のログ情報を出力する。 system.log
catalina.log
localhost.log
しない
1. アプリケーションを停止しているときは、削除することができます。(削除すると、最初にその画面が表示される際にJSPコンパイル処理が実行されるため、時間がかかります。)
2. アップロードしたファイルはデータが削除されても残されます。参照されていないファイルの削除ジョブを用いることで、削除することが可能です。
3. モデルにはファイル名と同時に、実際のパスが “項目名_jshfilename” という項目に記録されています。ここに記載されているパスに対応するファイルが存在しない場合ファイルの参照は行えなくなりますが、異常動作となることはありません。
4. アプリケーション停止時にこのファイルを削除することは可能ですが、削除した場合、次回のアプリケーション起動時にインデックスファイルの再作成を行うため、アプリケーション起動に時間がかかります。
5. アプリケーション停止時にも削除は行えません。フローパターンモデルをインポートするタイミングで再作成されます。

バックアップとの関係

バックアップを目的とした場合は wagbyapp/logs, export, upload_dir をバックアップ対象とすることで、アプリケーションの復元(リストア)は可能です。(その他ファイルは一時ファイルのため、バックアップの必要はありません。)

アプリケーションの完全バックアップを取得する場合は、wagbyappフォルダをまるごとバックアップするとよいでしょう。