条件で申請フローを絞込む
最終更新日: 2020年3月14日
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「物品購入伺い」モデルにワークフローを適用した例です。登録画面を開いたとき、申請フローは "営業一部物品購入伺いフロー1" が選択できるようになっています。これは10万円以下のフローとして定義しています。(後述)
金額を入力すると画面が再描画され、申請フローが変わります。ここでは金額が10万円を超えると "営業一部物品購入伺いフロー2" に切り替わるようにしています。
金額が20万円を超えると "営業一部物品購入伺いフロー3" に切り替わります。
申請フローの選択肢は常に最低1つ、選択できるように設定します。この項目は必須指定のため、空白の状態で画面が再描画されると入力エラーのメッセージが画面に表示されてしまいます。
「物品購入伺い」モデルの定義は次のとおりです。このモデルにワークフローを適用します。
「金額」項目は、値の変更時に画面を再描画するとします。
次の5つのアカウントを用意します。
申請時に、どのワークフローが適用できるかは次のルールとします。
ビルドしたアプリケーションで、「フロー参加者設定」を用意します。上記ルールを適用します。
"営業一部物品購入伺いフロー1" は、10万円未満用のフローとします。ノードは2つです。
"営業一部物品購入伺いフロー2" は、10万円以上20万円未満用のフローとします。ノードは3つです。
"営業一部物品購入伺いフロー3" は、20万円以上用のフローとします。ノードは4つです。
上の3つのフローを、「物品購入伺い」に紐づけます。
"営業一部物品購入伺いフロー1" の設定で、「有効条件」として次の式を設定します。
"営業一部物品購入伺いフロー2" の設定で、「有効条件」として次の式を設定します。
"営業一部物品購入伺いフロー3" の設定で、「有効条件」として次の式を設定します。
ここまでで、3つのワークフロー設定を用意しました。
このように「有効条件」を設定すると、この条件に合致した場合に、申請フローの選択肢として画面に表示されるようになります。
条件はスクリプトで記述します。
「モデルID」は設計情報に記載した名前がそのまま利用できます。(上記例では "kian" という表記になります。)
「項目ID」はキャメル記法が適用されます。
例えば項目IDが "group_cd" の場合、スクリプト内では "groupCd" と表記します。
実行
注意
定義方法
モデルの定義
アカウント
アカウント 氏名 user1 ユーザー1(申請者) user2 ユーザー2 user3 ユーザー3 user4 ユーザー4 ルール
金額 フロー1 フロー2 フロー3
10万円未満 ○ - -
10万円以上20万円未満 - ○ -
20万円以上 - - ○
フロー参加者設定
ワークフロー設定
return kian.price < 100000
return kian.price >= 100000 && kian.price < 200000
return kian.price >= 200000
条件の書き方
return koubai_model.groupCd == 1