繰り返しコンテナ - 更新のタイミングで別の繰り返しコンテナの同期増減を行う

最終更新日: 2022年5月17日
R8 | R9

ある繰り返しコンテナに対して挿入・追加・削除を行うと、同一画面内の別のコンテナが同時に挿入・追加・削除されるという例を紹介します。

繰り返しコンテナの追加前

「入力1」のコンテナを追加すると、同じタイミングで「入力2」のコンテナも追加されます。

繰り返しコンテナの追加後

削除の同期

削除機能を同期させることもできます。「入力1」のコンテナを削除すると、同じタイミングで「入力2」のコンテナも削除されます。

削除の同期(1)
削除の同期(2)

定義方法

  1. 「入力1」と「入力2」という二つの繰り返しコンテナを用意します。
    「入力2」の繰り返しコンテナの詳細を定義します。
    二つの繰り返しコンテナを定義する
  2. 繰り返しコンテナ「入力2」の「入力制御 > 繰り返し > 繰り返し項目の同期増減」を指定します。
    下図の設定では「追加・挿入」と「削除」のいずれも「cont1」と記述しているため、追加・挿入・削除すべてが同期します。
    同期対象の繰り返しコンテナを指定する

繰り返しコンテナのコピー入力

値コピー機能と併用することで、「入力1」に値を入力すると、連動して「入力2」に値が転記されます。

「入力1」側に値を入力します。
ここでカーソルが次の入力欄に移動したタイミングで、「入力2」側に同じ値がコピーされます。

値の転記(1)
値の転記(2)

定義方法

「入力制御 > 共通 > 別項目の値をコピーして利用する」に、コピーする項目名を記載します。 図9は、入力2側の「値A'」項目の設定です。

別項目の値をコピーして利用する設定
転記できるのは文字列型または数字型項目です。詳細は"入力制御 > 別項目の値をコピーする"をお読みください。