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WagbyDesignerにモジュラーモデルサーバ機能を設定することができます。ローカル環境で独自のアドオンギャラリーを運用することができます。8.4.0

インストール直後の Wagby Designer は、ジャスミンソフトが運営しているアドオンギャラリー (wagby.com) を利用できるようになっています。本ページに説明する手順により、ローカル環境でアドオンギャラリーを独自に運用することができます。これにより、社内の一部の開発者が設計したモデルを社内全体で共有する、といったことができます。

アドオンギャラリーの仕組みは図1のとおりです。

図1 アドオンギャラリーの動作

本ページでは、wagby.com で運用しているモジュラーモデルサーバをローカル環境で動作させる方法を説明します。

アドオンギャラリーで「アドオンアプリ」と呼ばれる実体は、「モジュラーモデル形式で提供されるモデル定義」です。

モジュラーモデルとは、複数の Wagby 開発者で再利用可能なモデル定義の形式をいいます。開発者は自身が作成したモデル定義をモジュラーモデル形式とすることで、そのモデル定義を別の開発者が再利用できるようになります。

図2 モジュラーモデルの利用イメージ

モジュラーモデル

モジュラーモデルサーバから入手できる単位です。1つ、または複数のモデル群から構成されます。開発者は定められた形式にあわせてモジュラーモデルを用意することができます。

モジュラーモデルサーバ

複数のモジュラーモデルを管理します。Wagby Designer と通信し、Wagby Designer から要求されたモジュラーモデルを転送します。

実体は war 形式のファイルで、Tomcat などのアプリケーションサーバで稼働させることができます。

Wagby Designer

モジュラーモデルサーバと通信し、任意のモジュラーモデルのインストール(およびアンインストール)を行うことができます。Wagby Designer では "アドオンアプリ" と表現されます。インストールしたアドンアプリ (実体はモジュラーモデルに含まれるモデル定義)は、現在のリポジトリに加わります。

アドオンアプリ

モジュラーモデルは開発者が用意する形式を指しますが、利用者はこれを "アドオンアプリ" と呼びます。Wagby Designer では "アドオンアプリ" として表示されます。これらのアドオンアプリを管理するページを "アドオンギャラリー" と呼びます。

ダウンロード

モジュラーモデルサーバはここからダウンロードできます。

インストール

モジュラーモデルサーバは war 形式ファイルで提供されており、Tomcat などのアプリケーションサーバに配置します。ところで Wagby Designer は内部で Tomcat を利用しているため、この Tomcat に展開することができます。ここではその方法を説明します。

  1. 上でダウンロードしたファイルを展開します。mms.war というファイルが一つ、含まれています。
  2. wagbydesigner/webapps フォルダに、この mms.war を配置(コピー)します。つまり webapps フォルダには mms.war と wagbydesigner フォルダの二つが含まれた状態になります。
  3. Wagby Designer を起動します。起動時に mms.war が自動的に展開され、webapps/mms フォルダが用意されます。

テスト

動作テストには、R8.4.0 以上の Wagby Designer が必要です。

  1. 上述したインストール方法に従って、mms.war を配置した Wagby Designer (R8.4.0以上) が起動した状態である、とします。
  2. ブラウザから Wagby Designer にログオンします。
  3. "運用 > その他 > WagbyDesigner 設定" を開きます。
  4. "モジュラーモデルサーバ" の URL を次のように記述します。
    http://localhost:8920/mms/
    図3 モジュラーモデルサーバの設定 (変更前)
    図4 モジュラーモデルサーバの設定 (変更後)
  5. いったんログオフし、再度ログオンします。
  6. "運用 > アドオンギャラリー" タブを開きます。インストールできるモジュラーモデルは一つもありませんが、タブ自体が表示されていればインストールは正常に行われています。
    図5 アドオンギャラリーの表示(アドオンアプリはまだ用意されていない)
この方法は、1つのWagbyDesignerにモジュラーモデルサーバ機能を統合しています。そのためモジュラーモデルサーバへの接続先URLは自分自身(localhost:8920)となっています。

トラブルシューティング

次の点を確認してください。

  • 起動している Wagby Desginer の wagbydesinger/webapps フォルダに mms というフォルダがありますか。
  • モジュラーモデルサーバの URL にスペルミスはありませんか。最初は https ではなく http です。
  • ブラウザのキャッシュをクリアし、SHIFT + リロードでファイルを再読み込みすると、改善される場合があります。

ここまででモジュラーモデルサーバの起動を確認することができました。続いてサンプルのモジュラーモデルを用意し、Wagby Designer からインストールする方法を説明します。次へ。