WAGBY 11 / FEATURES
非機能要件・運用
使い続けるための品質を、土台から。
同時更新への備え、監査、保存と復元に加え、テストデータの準備、ソフトウェア構成の把握、設計書の出力まで。開発から運用・保守を支える仕組みを提供します。
PERSONAL PREFERENCES
自分に合った、使いやすい画面へ。
画面右上の歯車アイコンを、このページでは「表示・利用設定アイコン」と呼びます。クリックすると設定メニューが開き、利用者ごとに画面の見え方や操作環境を調整できます。
フォントサイズは小・中・大から、表示スタイルはライトモード・ダークモードから選べます。現在の位置を示すパンくずと、業務メニューへ移動するサブメニューも、それぞれ表示・非表示を切り替えられます。利用者の好みや作業の進め方に合わせて設定できます。
表示言語も設定メニューから変更できます。
PASSWORD REMINDER
パスワードを忘れたときも、再設定へ。
パスワードリマインダ機能を用意しています。ログイン画面の「パスワードを忘れた方はこちら」から、パスワード再設定の入力画面を開けます。
アカウント名を入力すると、利用可能な場合に、登録済みのメールアドレスへ再設定用リンクを送信します。利用者は届いた案内に沿ってパスワードを再設定できます。利用には、メールアドレスの登録とメール送信環境の設定が必要です。
CAPABILITIES / OPERATIONS
業務データの保存・復元
管理者向けのエクスポート・インポート機能で、業務データをファイルに保存し、必要に応じて復元できます。顧客・商品・受注など、対象となるデータを管理画面から選択します。
エクスポートでは、対象モデルと件数を確認し、選択したデータをJSON形式でまとめたZIPファイルに出力します。インポートでは、そのZIPファイルを指定して内容を検証し、復元するデータを選びます。
保存したファイルは管理者が適切に保管し、復元先と対象データを確認して利用します。添付ファイルの実体と設計情報は、業務データとは別に保管します。
BUILT FOR BUSINESS
同時更新から、データを守る。
複数の利用者が同じデータを開いていても、先に保存された変更を後の操作で意図せず上書きしないように、楽観ロックで更新の競合を検出します。
例えば、担当者Aが保存したあとに、古い内容を開いたままの担当者Bが更新すると、バージョンの違いを検出します。最新の内容を確認したうえで作業を進めるための仕組みです。
楽観ロックはバージョン管理を行うモデルが対象です。バージョン列を追加できない既存テーブル向けの構成では、標準機能を登録・参照に限定し、更新・削除のAPIを生成しません。
BUILT FOR BUSINESS
誰が、いつ扱ったデータかを記録する。
監査情報を持つモデルでは、作成者・作成日時・更新者・更新日時を記録します。業務データの出所や直近の更新を確認する手がかりになります。
論理削除を利用するモデルでは、削除済みの状態と削除者・削除日時を管理します。監査情報は、すべての変更前後の値を保存する履歴とは記録範囲が異なります。
ワークフローの操作履歴やダウンロード監査ログなど、目的別の記録もあります。必要な記録の種類と保持期間、保存先を運用方針に合わせて決めます。
BUILT FOR BUSINESS
関連するログをたどり、調査を進める。
一つのリクエストに関連するログをRequest IDで結び付けます。画面からの操作に伴う複数の処理を追跡し、障害調査の手がかりとして利用できます。
独自の処理や非同期処理を追加する場合は、その処理にも識別情報を引き継ぐ必要があります。ログの保存や保持期間は、稼働環境に合わせて設定します。
BUILT FOR BUSINESS
稼働環境を、管理者が確認できる。
SYSTEM管理者は、アプリケーション名やビルドバージョン、起動日時、稼働時間、Javaやデータベースのバージョンなどを確認できます。問い合わせや環境確認に必要な情報を集めやすくします。
稼働情報の公開範囲も制限します。ホスト名、IPアドレス、データベースの接続先・ユーザー名、ファイルパス、環境変数の一覧などは表示しません。
性能、可用性、バックアップの頻度は、データ量や利用人数、設置環境によって変わります。導入時は業務の要件に合わせて構成と運用を検討します。
INTERNATIONALIZATION
国際化 — 利用者に合わせた言語で。
ログイン時に表示言語を選び、日本語・英語など、アプリケーションで利用できる言語に切り替えられます。共通の操作ボタンや案内文を選択した言語で表示し、同じ業務アプリケーションを異なる言語の利用者が使えるようにします。
ログイン後も「表示・利用設定」から言語を変更できます。設定を保存するとログアウトし、次回ログインから新しい言語が適用されます。
(*1) 表示言語の切り替えで、登録済みの業務データが自動翻訳されるわけではありません。
(*2) 業務固有の項目名やメニューなども含めた多言語化も設計情報で指定することができます。
TEST DATA
ダミーデータ作成
付属のダミーデータ作成ツール(dummy-data-generator)で、AIを利用したテストデータを作成できます。設計情報に基づき、業務モデルや項目に合うデータを用意して、開発・テスト環境での動作確認に活用できます。
作成したデータは、WagbyのREST APIの通常の登録処理を通じて保存します。利用には、対象モデルの設定、REST APIサーバへの接続、登録権限を持つ利用者、AIのAPIキーが必要です。
SOFTWARE BILL OF MATERIALS
SBOM出力
ソフトウェアの構成要素を一覧として扱うSBOM(Software Bill of Materials)を出力できます。利用しているソフトウェアの構成を把握し、運用・保守での情報管理に活用できます。
出力形式はCycloneDXとSPDX(Software Package Data Exchange)に対応します。管理先や利用するツールに合わせて、対応する形式の構成情報を利用できます。
DESIGN DOCUMENTATION
設計書出力
テーブル定義や項目設定一覧を、Excel形式の設計書として出力できます。業務アプリケーションのデータ構造と項目の設定内容を、一覧で確認できます。
開発時の設計レビューや関係者との共有、運用・保守担当者への引き継ぎに活用できます。









