繰り返しコンテナ - 複雑なタブ設定

最終更新日: 2022年10月11日
R8 | R9

タブの中に通常項目と繰り返しコンテナを含める

タブの中に通常項目と繰り返しコンテナを含めた例を図1に示します。
タブに含まれない項目は、タブの上に配置されます。

タブの中に通常項目と繰り返しコンテナを含める

定義方法

モデル定義は下図の通りです。

顧客モデルの定義

レイアウト設定画面から行う場合

  1. 「レイアウト > 詳細」タブを開きます。
    タブコンテナを追加し、タブ名を「問い合わせ」としました。
    レイアウト設定画面
  2. その中に通常項目「問い合わせのポイント」と繰り返しコンテナ「問い合わせ履歴」をドラッグします。(ctrlキーを押しながら項目をクリックすると、複数選択が行えます)
    タブ内に通常項目と繰り返しコンテナを配置
  3. 「レイアウト設定保存」ボタンを押します。
    レイアウト設定の保存

リポジトリ定義

  1. 「リポジトリ > レイアウト名」タブを開き、繰り返しコンテナを格納できる特別なタブを次のように定義します。
    [*タブ識別子:名称]

    タブ識別子は1文字の英字を使います。今回は「T」としました。

    レイアウト名の指定
  2. 「グループ・タブ」を開き、この識別子がタブであることを指定します。
    レイアウト名は "[*T]" とします。
    このレイアウトがタブであることを指定する

    注意

    レイアウト名は選択肢から選ぶのではなく、手動で "[*T]" と入力してください。

タブの中に通常項目と繰り返しコンテナを含め、通常項目を横並びとする

タブの中の通常項目を横並びとした例を図5に示します。

タブの中の通常項目を横並びとする

定義方法

レイアウトの配置を指定するのは、図6の赤枠で示した項目です。

レイアウトの定義

ここで、タブ内にレイアウトを含めます。

[*タブ識別子:名称]>レイアウト

ここでは、隠しレイアウト '*P1' を指定しました。このレイアウトに、横並びを指定します。

このレイアウトが横並びであることを指定する

注意

  • レイアウト名は選択肢から選ぶのではなく、手動で '*P1' などと入力してください。タブ名称は含めません。
  • この設定はレイアウト設定画面からは行えません。レイアウト設定画面上で設定した場合、正しく動作しません。必ずリポジトリから設定を行ってください。

一つのタブに繰り返しコンテナを丸ごと格納する

タブの中に繰り返しコンテナを丸ごと格納することもできます。繰り返しコンテナの枠が表示されていません。

繰り返しコンテナ全体がタブの中に配置される

定義方法

繰り返しコンテナ名称をタブ名称と同じにすると、繰り返しコンテナの枠を除去することができます。(図9)

繰り返しコンテナ名称をタブ名称と同じにする

繰り返しコンテナ横並びをタブに格納する

タブの中に繰り返しコンテナを横並びで格納することもできます。

繰り返しコンテナの横並びレイアウトをタブに格納する

定義方法

繰り返しコンテナ横並びレイアウト項目と、それ以外の項目を二つのタブに格納します。(図11)

繰り返しコンテナ横並びレイアウト項目と、それ以外の項目

タブ指定のあとに繰り返しコンテナの横並び定義を行います。

[*タブ識別子:名称]>*繰り返しコンテナのための隠しパネル識別子
レイアウト名を指定する

二つのレイアウト [*T] と *P1 をそれぞれ指定します。

レイアウトの詳細定義

注意

制約 : 本レイアウト利用時は、2つ以上のタブを用意するようにしてください。さらに、本レイアウト設定の後にタブが必要です。(図12における、No.16の備考項目を格納する「*T:その他」タブが相当します。)

繰り返しコンテナ複数段一行明細レイアウトをタブに格納する

タブの中に複数段一行明細レイアウトの繰り返しコンテナを格納することもできます。

繰り返しコンテナ複数段一行明細レイアウトをタブに格納する

定義方法

図14の例では、二つの繰り返しコンテナcont1,cont2を用意しています。

繰り返しコンテナの定義

タブ指定のあとに繰り返しコンテナの複数段一行明細レイアウトの定義を行います。

[*タブ識別子:名称]>*繰り返しコンテナのための隠しパネル識別子
レイアウト名を指定する

レイアウト *T を指定します。

レイアウトの詳細定義

繰り返しコンテナのレイアウトで、複数段一行明細レイアウト利用時のセル結合の指定を(必要に応じて)行います。

繰り返しコンテナ複数段一行明細レイアウトのセル結合指定