適用日に対応する消費税を自動的にセットする

最終更新日: 2022年8月25日

実行例

消費税データの登録

ここで説明する「消費税」モデルに、事前にデータを登録しておきます。Wagbyの一覧更新画面を使うことができます。

税率開始日 消費税率
1989-4-1 0.03
1997-4-1 0.05
2014-4-1 0.08
2019-10-1 0.1
消費税の登録(1)
消費税の登録(2)

販売商品モデルへ適用した例

販売商品モデルに、上記消費税を適用した例です。適用日によって税率および価格(税込)が変わっていることがわかります。

適用日に応じた消費税が自動セットされる(2)
適用日に応じた消費税が自動セットされる(2)
適用日に応じた消費税が自動セットされる(3)
適用日に応じた消費税が自動セットされる(4)

適切な適用日でない場合、0としています。

消費税規定前の適用日の場合は0がセットされる

設定方法

アドオンギャラリー

このモデルはアドオンギャラリーから「消費税」をインストールすると自動的に用意されます。

アドオンギャラリー

消費税モデルと販売商品モデル

消費税モデルはアドオンギャラリーからインストールしました。販売商品モデルは、テスト用として作成します。

消費税モデルと販売商品モデル

消費税モデルは二つの項目「税率開始日」「消費税率」から構成されています。税率開始日を主キーとしています。

消費税モデル

消費税モデルは一覧更新機能を有効にします。

一覧更新機能を有効にする

販売商品モデル

消費税の動作を確認するテストモデル「販売商品」を用意します。

販売商品モデル

「消費税率」を求めるスクリプトです。

消費税率を求めるスクリプト
  • 消費税率モデルを検索します。税率開始日を適用日以下とし、かつ税率開始日の「降順」にソートします。その結果、適用日にもっとも近い消費税率モデル(のリスト)を得られます。
  • リストの先頭要素を、消費税率とします。
  • 適用日が消費税成立前の日付なら、0をセットするようにしています。

「価格(税込)」を計算するスクリプトです。小数計算では誤差を少なくするため ADD 関数MUL 関数を使います。これらの戻り値は「文字列型」のため、最後は VALUE 関数を使って文字列を整数へ変換します。

価格(税込)の計算