マルチテナント型アプリケーションの構築

最終更新日: 2025年1月31日
R8 | R9

考え方

Wagbyで作成したモデルに「テナントID」を追加することで、テナント毎に独立したデータ管理を行うことができます。

設定方法

PremiumSupport限定機能

マルチテナントの設定は複雑なため、ここでは概要のみ記載します。詳細は Premium Supoort で個別対応いたします。

  1. ジャスミンソフトよりマルチテナントに対応したカスタマイズソースコードが提供されるので、これを customize フォルダに含めてビルドする。ログオンフォーム、データベースアクセスクラスが上書きされる。
  2. テーブル定義にマルチテナントの設定を追加する。(テーブルの数だけ行う)
  3. 動作確認テストを行う。テストのポイントを確認していく。

仕様・制約

  • 本機能は PostgreSQL データベースが提供するRow Level Security (RLS) を使います。そのため利用できるデータベースは RLS に対応した PostgreSQL のみとなります。
  • いくつかの機能はマルチテナントに対応していません。
    • サジェスト
    • 管理機能(メールテンプレート、帳票テンプレート登録など)
    • ワークフロー
  • Wagbyのキャッシュ機能を無効にする必要があります。

サポート

本機能の詳細な説明ならびにサポートは Premium Support で承ります。