Oracle
最終更新日: 2023年4月7日
Wagby で指定した型は、データベース内で次のように扱われます。
Oracle を利用した開発では、JDBC ドライバのバージョンと、Oracle 本体のバージョンが厳密に一致していないとトラブルが発生します。
両者のバージョンを同じにするよう、開発時はご注意ください。(わずかなマイナーバージョン番号の変更であっても、正常動作しなくなることがあります。)
グローバリゼーション・サポートとして orai18n.jar が必要です。この jar ファイルの詳細は Oracle 社のサイトなどでご確認ください。
Oracle では、CHAR型の項目に定義したデータ長より短い値を登録すると、データベース側で自動的に入力データ後方に半角スペースが詰められて、登録されます。(例. 'ABC' => 'ABC ')
すなわち、Webアプリケーションの画面から入力された主キーの値と実際にデータベースに登録された値が異なります。
このため、登録処理後の詳細画面への遷移に失敗するなどの影響があります。
この対応として、当該項目の「初期値 - 登録時」に、次のような設定を行うとよいでしょう。
あわせて当該項目(TARGET_ITEM_NAME)の「入力フィルタ」を「文字列(一般)」から「文字列(最小限)」に変更します。
仕様および制約
テーブル名とカラム名
バージョン
Oracle12cR1まで
Oracle12cR2以降
テーブル名(Wagbyのモデル名)
30文字
128文字
カラム名(Wagbyのモデル項目名)
30文字
128文字
一般
型のマッピング
整数型
number(10,0)
文字列型
varchar2(255 char)
文字列型 (テキストエリア)
varchar2(4000)
日付型
date
時間型
date
日付時間型
timestamp
ファイル型(ファイル名)
varchar2(255 char)
1バイト整数
number(3,0)
2バイト整数
number(5,0)
4バイト整数
number(10,0)
8バイト整数
number(19,0)
4バイト浮動小数点数
float
8バイト浮動小数点数
double precision
固定値 (作成日/更新日)
timestamp
その他 (URL型/メールアドレス型など)
varchar2(255 char)
注意点
JDBCドライバのバージョンの一致
文字セットにSJISを利用する場合
固定長項目の扱いについて