メール

最終更新日: 2022年3月7日

メールの設定

Wagby自身にはメールサーバ機能はありません。すでに貴社内で利用しているメールサーバを使います。 以下の設定は(運用中の)メールサーバに合わせて行ってください。

「環境」メニューから「メール」を選択します。

メール環境の設定
設定項目 説明 入力例
メールホスト名 メールサーバを指定します。メールサーバ名の後に「:(コロン)」を付加し、任意のポート番号を指定することもできます。 mailserver.YOURCOMPANYNAME.co.jp
mailserver.YOURCOMPANYNAME.co.jp:587
smtp.gmail.com
ポート番号 メール送信ポート(SMTP)の番号を指定します。省略時は選択したプロトコルの標準のポート番号が用いられます。SMTPの場合は25番、SMTP over SSLの場合は465番です。
プロトコル メールサーバが対応するプロトコルを選択します。SMTP, SMTP over SSL, SMTP STARTTLS が用意されています。どのプロトコルを利用するかは貴社メールサーバ管理者へお問い合わせください。 SMTP over SSL
SMTP認証 メールサーバがSMTP認証を利用するかどうかを選択します。未選択時は「利用しない」となります。詳細は貴社メールサーバ管理者へお問い合わせください。
SMTP認証は、"LOGIN" と "PLAIN" 方式に対応しています。("CRAM-MD5", "DIGEST-MD5", "NTLM" といった方式には対応していません。)
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アカウント名 SMTP認証を有効とした場合、認証用のアカウント名を指定します。
パスワード SMTP認証を有効とした場合、認証用のアカウントに対するパスワードを同時に指定します。
コネクションタイムアウト メールサーバとの通信に関するコネクションタイムアウト時間を指定します。単位はミリ秒です。標準値は 60,000 ms (60秒) となっています。省略時は無制限(タイムアウトなし)となります。
タイムアウト メールサーバとの通信に関するI/Oタイムアウト時間を指定します。単位はミリ秒です。標準値は 60,000 ms (60秒) となっています。省略時は無制限(タイムアウトなし)となります。

Google社のメールサーバを使う場合のヒント

メールサーバに GMail を使う場合の設定は次のようになります。

設定項目 備考
メールホスト名 smtp.gmail.com
プロトコル SMTP over SSL 標準のポート番号は 465。
SMTP認証 利用する
アカウント名 XXX@gmail.com ご利用のGmailメールアカウント
パスワード *** ご利用のGmailメールアカウントのパスワード アプリパスワード

SMTP認証パスワードは「アプリパスワード」をご利用ください。アプリパスワードの作成は、Googleアカウントヘルプ > アプリ パスワードでログインするをお読みください。 「使用するアプリ」は "java" とするとよいでしょう。

メールテンプレートとの関係

メールテンプレートにもメールサーバの設定欄が用意されています。

サーバの設定

メールサーバの設定は通常、上で説明したDesignerの環境設定で行います。この場合、「サーバ」タブは空白としてください。(空白の場合、Designerの環境で設定したメールサーバの情報が用いられます。)

特定のメールテンプレートだけメールサーバの設定を変更したい、という場合は、このタブを設定することができます。

Desingerの設定より、メールテンプレートの設定が優先されます。

メールサーバの制約

利用するメールサーバの制約を超えるメール送信を行うことはできません。

例えば Gmail サーバを使う場合、1日に送信できるメールは500通までとなります。[2022.3時点のGmailルール]