リポジトリ構造とチーム開発

最終更新日: 2021年1月31日
R8 | R9

リポジトリフォルダの構造

リポジトリファイルはインストールフォルダ直下の repository フォルダ内に保存されています。

図1 WagbyDesignerとリポジトリフォルダの関係

現在利用しているリポジトリは repository/trunk です。

図2 trunkとbranches

trunkフォルダ内は次のような構造となっています。

図3 リポジトリフォルダの階層構造

メニューに関する情報は、trunk/.menu フォルダに集約されています。

改行コードの扱い

リポジトリファイルの改行コードは CRLF に統一されます。

wrb.properties

trunk/wrb.properties は wrb_XX.zip 形式のバックアップファイルを展開したときに含まれている、内部情報管理用のファイルです。設計情報としては利用していないものですので、後述するバージョン管理の対象外としてください。[詳細...]

R7とR8の違い

  • リポジトリファイル (repository/trunk 以下のテキストファイル) はプロパティファイル形式となっていますが、この値部分の表記が日本語から英語表記に統一されました。これによってグローバル環境でリポジトリを開発する場合のマージが可能となりました。
  • リポジトリファイルに保存される内容は、デフォルト値から変更されたものだけとなりました。このため、何が変更されたかを把握しやすくなりました。
  • リポジトリのバックアップファイル (wrb_ ではじまる zip ファイル)に、customize フォルダの内容が含まれるようになりました。リストア処理で customize フォルダも復元されます。

ワンポイント

この変更のため、R7のリポジトリをR8へ移行したものをバージョン管理システムにコミットすると、多くの差分が発生します。

注意

R7のリポジトリをR8へ移行したあと、このリポジトリをR7で読み込ませることはできません。R7からR8へのアップグレードは可能ですが、ダウングレードを行うことはできません。

初期リポジトリ

インストール時に含まれている「初期リポジトリ」の実体は repository/branches/wrb_20180130_0000001.zip ファイルです。このファイルを消去することはできません。リポジトリのリストア処理が行えなくなります。

初期リポジトリを差し替える場合

初期リポジトリは WagbyDesigner からリストアするのではなく、ファイルエクスプローラなどを使って repository/branches/wrb_20180130_0000001.zip に上書きコピーする必要があります。

リポジトリの詳細

(1) リポジトリ一覧
(2) モデル項目の詳細
Designerで、モデル項目の表示順が意図しないものになっているという場合のヒントをお伝えします。
(3) メニュー
メニューに関する設定は repository/trunk/.menu フォルダに集約されています。

チーム開発でリポジトリを共有する

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