集計・グラフ
最終更新日: 2021年12月17日
R8 | R9
集計ビューを用いることで、さまざまな切り口でデータの状態を確認することができるようになります。
「コンディション」は検索条件です。「ディメンジョン」は集計の切り口となる項目です。「メジャー」は集計対象の項目です。
ディメンジョンを一つ指定した場合の集計ビューを図2に示します。
Wagbyではディメンジョンを二つまで指定することができます。
集計ビューでは、ディメンジョン1に対する小合計が表示されます。
モデルの検索絞り込み条件です。たとえば日付情報について月初から月末までを検索条件として指定すれば「月別集計」となります。
集計の切り口となります。例えばディメンジョン1に「日付」を指定し、ディメンジョン2に「対応者」を指定すると「対応者別かつ日別の集計」となります。
モデル参照項目(リストボックス、ラジオボタン、チェックボックス、検索画面)をディメンジョンに指定した場合、並び順は参照モデルのソートルールで指定した並び順になります。参照連動項目の場合は、参照先の値で並びます。
分析対象のデータ群となります。Wagby では複数のメジャーを指定することができます。
メジャーの並び順は固定となっています。具体的には次のとおりです。
ディメンジョンやメジャーに、繰り返し項目や繰り返しコンテナ項目を指定することはできません。
例えば繰り返しコンテナ内に「小計」項目があり、この合計を集計ビューに表示するような場合、繰り返しコンテナ項目の金額合計を行う項目を別途(繰り返しコンテナの外に)用意し、その項目を集計ビューに加えるという定義を行ってください。
ディメンジョンやメジャーに、テーブルを作成しない選択肢モデルを指定することはできません。
ディメンジョンやメジャーとなる項目は「データベースに保存する」としてください。非保存の場合、値を一つずつ取得するため、パフォーマンスに影響します。
概要
コンディション・ディメンジョン・メジャー
コンディション
ディメンジョン
メジャー
集計対象となる項目の型
対象
指定できる項目の型
コンディション
特に制約はありません。
ディメンジョン
文字列
数字
日付
モデル参照(リストボックス)
モデル参照(ラジオボタン)
モデル参照(検索画面)
参照連動
メジャー
整数
1バイト整数
2バイト整数
4バイト整数
4バイト浮動小数点
8バイト浮動小数点
8バイト整数
文字列型
モデル参照(リストボックス)
モデル参照(ラジオボタン)
モデルの参照(チェックボックス)
モデルの参照(検索画面)
繰り返し項目・繰り返しコンテナの扱い
テーブルを作成しない選択肢モデルの扱い
内容
パフォーマンスチューニング