データベースのビューを利用する

最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9

ビューの利用

Wagbyで定義したモデルの物理テーブルを作成せず、データベースに用意したビューを参照させるようにすることができます。

図1 ビューを参照させる

定義方法は次のとおりです。

  1. テーブルを作成しない設定とします。
  2. 物理テーブル名にビュー名を指定します。(モデル名とビュー名が同じ場合は省略可能です。)

主キーの扱い

ビューを利用する場合でも、主キーが必要です。(Wagbyのモデルは主キーの指定が必須です。)

既存データベースのビューに主キーがない、という場合は、追加してください。

必須項目の扱い

Wagbyで定義したモデルで「必須」とした項目で、実際にはビュー側に NULL が存在していないかどうかを確認してください。Wagby は必須項目では NULL は存在しないという前提であるため、NULL が見つかると正しくデータを取得できず、エラーになります。

キャッシュの扱い

更新を伴うビューを用いる場合、キャッシュの扱いを考慮する必要があります。 詳細は"テーブル操作に関する注意点まとめ > キャッシュ"をお読みください。

Wagbyのデータ権限をビューに適用する

(利用するデータベースの)ビュー側にカラムを追加することで、Wagbyが提供するデータ権限を利用することができます。詳細...