一覧帳票出力用の専用画面を用意する
最終更新日: 2021年3月1日
R8 | R9
本設定を行うと、メニューに「(モデル)帳票」というボタンが用意されます。
帳票出力の画面で出力したい一覧帳票の種類を選びます。検索条件を指定後、「帳票出力」ボタンを押下します。
(1)「画面>帳票出力>帳票画面>画面を作成する」を有効にします。
(2) テンプレートを設定します。表示画面は「帳票画面」とします。図2の選択肢で判別できるよう、ボタン名も合わせて設定します。
テンプレートの設定を行わない場合、ビルド時に「モデル名 XXX の帳票出力画面に対応する帳票が見つかりません。」というエラーになります。
(3) メニューに「帳票画面」を用意します。
"帳票画面" に対応したテンプレートが2つ以上存在する場合、図3の設定画面で「出力する帳票の初期値」を指定することができます。
帳票出力画面の種類が一つの場合、「出力する帳票」項目を非表示とすることができます。
「出力する帳票が1件のときは選択肢を表示しない」を有効にします。標準では有効になっています。(*2)
帳票画面にオリジナルボタンを用意することができます。
独自ボタン押下時に呼び出されるスクリプトを用意することができます。WEB-INF/script/<モデルID>フォルダに次の命名規則でスクリプトファイルを用意してください。
ReportList<モデルID>_<イベント名>.js
例えば customer モデルに、イベント名 Original1 としたときのファイル名は ReportListCustomer_Original1.js となります。
例
出力条件の項目は、検索条件に指定した項目と同じ項目です。(検索条件画面で表示される内容と同一です。)
定義方法
重要
出力する帳票の初期値
例えば検索条件の初期値を "printListCustomer1" とすると、図4の設定画面にある "顧客一覧" が選択肢の初期状態になります。検索条件の初期値を自動計算式 REQUEST() とすると、画面遷移時に外部パラメータとしてテンプレートファイル名を指定することで「出力する帳票の初期値」を制御できます。
モデル参照項目の場合は、参照先モデルの主キーが文字列型かつ、"主キーの値"がテンプレートファイル名と一致しているかどうかを探します。(*1)
選択肢が1件の場合に出力する帳票を非表示とする
定義方法
独自ボタンを用意する
項目
説明
入力例
画面名
どの画面にボタンを追加するかを指定します。"帳票画面"とします。
帳票画面
表示する
有効にします。
(チェック)
表示条件
常にボタンを表示する場合、本欄は空白とします。条件については"ボタン表示条件"をお読みください。
ボタン名
任意の名前を指定します。式で表現することもできます。
(任意の文字列)
イベント名
Wagbyが標準で提供しているイベントと重複しない独自の名前を指定します。 "Original" を接頭語にしてください。
Original1
アクション名
指定できません。空白にします。
追加パラメータ
遷移する画面へパラメータを指定することができます。特にない場合は空白にします。
スクリプトを用意する
例:ボタン押下でユーザ一覧画面(juser)に遷移する
function process() {
return "redirect:showListJuser.do?action_Reset=Reset";
}
仕様・制約