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データベースへのインポート処理(データの投入)およびエクスポート処理(データの出力)をWebブラウザから操作することができます。エクスポートされたデータを別メディア(DVD,BD等)に保存することで「バックアップ」を行うことができます。

インポートとエクスポートの画面では、アプリケーションが利用しているモデル名が一覧表示されます。

対象モデル一覧
開発者が作成したモデルです。
システムによって提供されるモデル一覧
Wagby が内部で用意するモデルです。

日本語のモデル名の辞書昇順の並びで表示されます。

図1 インポートエクスポート画面(初期状態)

エクスポートは、データベースに格納されているモデルのデータを、ファイルとして出力する処理です。 次の手順で行います。

  1. 画面でエクスポートを行いたいモデルを選択します。すべてを選択したい時は「すべてを選択する」ボタンを押下します。
    図2 エクスポートの操作
  2. モデルを選択後、「エクスポート」ボタンを押下することでエクスポート処理を開始します。この処理はデータベースに格納されているデータ量に比例して時間がかかります。
    「Zip形式で扱う」のチェックボックスが有効になっているとき、エクスポートされたデータは一つのZip形式ファイルにまとめられます。この方が高速で、使用するディスク容量も削減できるため、お薦めです。
  3. 正常に処理が完了すると完了メッセージが表示されます。完了メッセージの下に表示されているメッセージはエクスポートしたデータが格納されているフォルダの名称になります。
    図3 エクスポートの完了
  4. エクスポートフォルダ名は次のルールで自動的に決定されます。
    data_YYYYMMDDHHMMSS
    ここで YYYYMMDD は年月日を、HHMMSS は時分秒を示します。

インポートは、エクスポートされたフォルダ(またはzipファイル)を指定し、データを復元する処理です。

  1. インポートフォルダ名を選択します。インポートフォルダ名の欄にはこれまでにエクスポートしたフォルダ名称(または Zip ファイル)が一覧形式で表示されます。インポートフォルダの名称にはエクスポートした年月日と時間が14桁の数字として含まれています。
    図4 インポート先の選択
    モデル名の欄にインポートフォルダ内のデータ件数が赤字で表示されます。 「(0)」はデータが 0 件、「(X)」はモデルのデータフォルダがないことを示します。
    表示されるファイル名は "data_" で始まるものに限ります。
  2. インポートを行う対象のモデルを選択します。すべてのモデルを選択したい時は「すべて選択する」ボタンをクリックします。
  3. 「インポート」ボタンをクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。「OK」ボタンをクリックすると、処理が開始されます。
    図5 確認ダイアログ
  4. 正常に処理が完了すると完了メッセージが表示されます。完了メッセージの下に表示されているメッセージはインポートしたデータが格納されているフォルダの名称になります。
    図6 インポート終了
標準では「インポート時にテーブルを初期化する」がチェックされています。このチェックが入ったままでインポートを行うと、登録されているデータがすべてクリアされ、インポートフォルダのデータをインポートします。

チェックを外してインポートを行う場合は、登録できるデータのみインポートします。この場合、インポートフォルダ内のデータと主キーが同じデータがすでに存在する場合は、そのデータはインポートされません。
外部データベース利用時、ビルド後のアプリケーション入れ替えにともなうインポート・エクスポートはスクリプトを用いて行ってください。

運用後にモデル定義を追加した場合、インポート時に「すべてを選択する」を行うとトラブルになることがあります。 図7 の運用フローは、追加したマスタモデル情報が消去されてしまう例を示しています。

運用に際しては、必要に応じてインポートするモデルを取捨選択するようにしてください。

図7 誤って初期データを上書き消去してしまった運用フロー

データのインポートのあと、独自の SQL を自動実行させることができます。例えばビューの作成や、順序の作成、特別なインデックスの作成などがあります。

詳細は「インポートとエクスポート機能活用ガイド(R7) > 設定ファイル > 拡張ファイル initdb_ex.xml」をお読みください。

フォルダ(またはzipファイル)を選択し、「削除」ボタンを押下することで、対象フォルダ(またはzipファイル)を削除することができます。

図8 削除

対象となるzipファイルを選択し、「ダウンロード」ボタンを押下することで、このファイルをダウンロードすることができます。

図9 ダウンロード

エクスポートしたデータは $(インストールフォルダ)\export フォルダに保存されています。

図10 export フォルダ
保存先フォルダは変更することができます。「環境 > カスタマイズ > 詳細 > データバックアップディレクトリ」をお読みください。

データはエクスポート処理の時に表示されたフォルダ名称にて保存されています。フォルダ内にはモデル名別にフォルダが作成されており、その中には1レコード1XMLファイルの状態で保存されています。

データをバックアップする時には、対象となるフォルダをすべて別の媒体(別のハードディスクやDVD,BD等)へコピーしてください。

「ファイル型」の項目でアップロードしたファイルは、upload_dir フォルダに保存されています。export フォルダではありません。バックアップ時は、この upload_dir フォルダも対象としてください。(このフォルダは、実際にファイル型項目に値を登録したときに作成されます。インストール直後は存在しません。)

対象データが大量の場合、処理が完了する前にタイムアウト(無通信状態が一定時間続いたときに強制的に接続が解除される仕組み)によって結果表示画面を閲覧できなくなることがあります。

この場合は「インポートジョブを即時実行する」機能をお使いください。

自動的に用意されるインポートフォルダ

「data_init」と「data_build」が自動で用意されます。

data_init

ビルド時に生成されます。アカウントやマスタモデルのデータなど最低限のデータのみが含まれています。データベースを初期状態に戻したい、といった場合に用いることができます。

data_build

内蔵 DB 使用かつ差分ビルド時に用意されます。差分ビルドを行う直前のデータが保持されています。差分ビルド後、この data_build を指定してインポートすると、ビルド前の状態に戻すことができます。

ビルドエラーとなった場合、data_build は消去されることがあります。

対象外となるモデル

システムが内部で管理する、次のモデルはインポートエクスポートの対象外となります。

  • jfcmodel
  • jfcmodel4dm
  • jfclicenseholder

ジョブスケジュールのインポート

ジョブスケジュールをインポートすると、「有効」となっているジョブは自動的に有効状態となります。指定時間になるとジョブが開始されます。

プリンシパルのインポート

プリンシパルは「アカウント」モデルをインポートすることで反映されます。[詳細...]

「サポート > インポートとエクスポート機能活用ガイド(R7) > トラブルシューティング」をお読みください。