R5.6

最終更新日: 2020年3月14日

R5.6.2

[2007.7.31] R5.6.2 を公開しました。R5.6.0 で間に合わなかった新機能の実現ならびに不具合修正を行っています。

  • 一つのモデルから複数の集計ビューを定義できるようになりました。
  • 一覧表示画面や繰り返しコンテナの表示において、テーブル部分の横スクロール指定を行えるようにしました。
  • 正規表現と組み合わせた、複数の禁止文字列を指定できるようになりました。
  • Wagby ビルダで、ブラウザを起動するボタンを用意しました。
  • 外部キー設定時に、親モデル側から直接、子モデルの一覧表示画面へリンクできるようになりました。
  • 一覧更新機能について、細かい改善を図りました。
  • ドラッグ&ドロップ開発において、同じファイルを連続でドラッグ&ドロップしたときに「failed batch」と表示されることがある件を回避しました。
  • R5.6.0 より加わったページインデックス機能において、現在表示されているページに色がつくようになりました。
  • R5.6.0 より加わった更新ロックの自動解除機能で見つかった不具合を修正しました。
  • R5.6.0 より加わったカレンダビューからの直接更新機能について、更新後にカレンダビューに戻らないことがあるという不具合を修正しました。

R5.6.1

[2007.7.24] R5.6.1 を公開しました。R5.6.0 出荷後に判明した重要な不具合修正を行っています。

  • ドラッグ&ドロップ開発で、マスタモデルの認識処理において無用な空白を除去し、認識精度を高めるという改善を図りました。
  • Linux OS でのビルドで失敗することがあるという件を修正しました。
  • 定義ファイルの移行処理において、R5.4系の定義ファイルのマップビュー欄の「タイトル」がR5.6系の定義ファイルで「住所」に変換されないという件を修正しました。
  • project.xls ファイルのデフォルトのプロジェクト名が空白になることがあるという件を修正しました。
  • 「他のストアモデルの参照連動の範囲検索」項目の移行処理が行われていないという件を修正しました。
  • 文字列型かつテキストエリアで定義した項目の参照連動利用時に、詳細表示画面でテキストエリアの表示レイアウトが崩れることがあるという件を修正しました。
  • 外部キーで関連するモデルを親モデルの更新画面で同時に更新する設定を行ったときにビルドエラーになることがあるという件を修正しました。

R5.6.0

[2007.7.13] R5.6.0 を公開しました。利用者からの要望を中心に、基本機能の強化を行いました。「これができたらいいのに...!」という点を実現した、より使いやすい Web データベースを設定ファイルだけで実現できます。

外部キーで関連するモデルの更新機能の強化

  • 外部キーで関連しているモデルの項目を、参照元の更新画面上で扱えるようになりました。 これにより、これまでは参照先モデルの詳細画面を経由してそれぞれ更新していましたが、一つの画面から複数のモデルを同時に更新することができるようになります。

外部キーで関連するモデルのコピー登録機能の強化

コピー登録機能で、外部キーで連携しているモデルの項目もコピー対象とすることができるようになりました。

カレンダビューの強化

  • カレンダビューから直接、更新画面を開くことができるようになりました。
  • カレンダビューにおける「ステップ」移動を、「年、月直接指定」移動に変更できる機能を用意しました。

一覧表示画面にページネイション機能を提供

  • 一覧表示画面の下部にページネイションを用意しました。アクセスしたい情報への到達が一層、容易になります。

検索機能の強化

  • サブウィンドウ検索機能で、ストア参照(検索画面)のサブウィンドウの検索条件をメインウィンドウの値から取得できるようになりました。
  • 日付項目を年月や年度を指定して検索できるようになりました。
  • 検索画面でもパディング設定を行えるようになりました。
  • 検索条件を帳票に出力する際にマスタ/ストア参照のコード値を出力できるようになりました。
  • 「検索条件のクリア」ボタン押下時に検索を行わないようになりました。
  • 検索の暗黙条件に now を指定できるようになりました。
  • 「時間型」「日付と時間型」の項目に暗黙条件を指定できるようになりました。

更新機能の強化

  • 利用者が更新画面を開いたままブラウザを閉じてしまった場合、再ログオンすると自動的にロックを解除するオプションを用意しました。

ファイルアップロード機能の強化

  • アップロードしたファイルの削除が行えるようになりました。
  • アップロードするファイルを拡張子で制限する機能や、ファイル容量(サイズ)で制限する機能が提供されました。
  • アップロードファイルの保存先を外部プロパティ化しました。

入力フォームの強化

  • 範囲チェックに負の値を設定できるようになりました。
  • 数値型の項目に対して参照連動している項目に数値フォーマットを指定できるようになりました。
  • 入力フォーム上で、(JavaScriptにより)リアルタイムにコピーされる項目を設定できるようになりました。

帳票機能の強化

  • 新しい画面種別として「帳票専用画面」を作成することができるようになりました。
  • 帳票に出力するデータが1件もない場合、その旨を伝えるメッセージを出力するようになりました。
  • 一覧表示画面に用意された一括出力の場合、複数帳票を選択することができるようになりました。

一覧更新画面の強化

  • 日付の入力補完ができるようになりました。
  • 他のストアモデルの参照(検索画面)に対応しました。
  • 参照連動項目を表示できるようになりました。

メール送信機能の強化

メール送信時に添付ファイルを指定できるようになりました。

見栄えのカスタマイズ

大量に項目があるコンテナを詳細表示・更新するときや一覧表示にて、テーブル表示の部分だけ縦スクロールできる方法を用意しました。

Windows Vista への対応, Excel 2007 への対応

Windows Vista 上で動作することを確認しました。また、Wagby 定義ファイルを Excel 2007 で動作するようにしました。

パフォーマンス、セキュリティ、使い勝手の向上

  • 標準のポート番号を 8080 から 8921 へ変更しました。 バージョンアップされる方はご注意ください。
  • プロジェクト環境設定(project_env.xls)におけるセキュリティ設定:「CSRF対応」の初期値を有効としました。
  • システムログ閲覧画面のログ日付の入力欄について、日付オートフォーマット機能を有効にしました。
  • サブメニューから画面に遷移した後にメニューに戻った時に、サブメニューから選択した画面が含まれるメニュー画面に戻るようになりました。
  • カレンダビューでの検索条件の指定で項目の途中で改行されないようになりました。
  • WagbyビルダからTomcat実行時に、wagbyappより上のパスをサーチし、全角文字が含まれていないかどうかをチェックするようにしました。
  • マスタモデルで表示されるメッセージを一覧表示のメッセージと同様にしました。
  • 参照連動項目を一覧表示で表示する際に、参照先モデル内の表示に使用しない項目の参照連動の解決を行っているため、必要ないDBアクセスが発生しているという件を改善しました。
  • 検索結果数をキャッシュして再利用する機会を増やし、パフォーマンスの向上を図りました。
  • 生成されるソースコードの量を平均 20% 程度削減し、ビルド時間の短縮ならびにクラスファイルの削減を図りました。
  • サブメニューにおけるメニュー表記ルールについて、従来は「1列16行表示」でしたが、これを「2列15行表示」方式に変更しました。これにより多くのメニュー表示に対応できるようになります。[2007.11.12 加筆]

不具合修正

  • ファイルがアップロードされている項目をコピー登録しようとしたときに失敗するという件を修正しました。
  • 一覧更新で外部キーモデルを更新する際に、新規登録ができてしまうという件を修正しました。
  • ウィザードを利用するモデルにてまだ表示していない必須項目を入力せずに登録できてしまうという件を修正しました。
  • 集計ビューでディメンジョン1と2の両方にnullが入っていると集計表がずれて表示されるという件を修正しました。
  • 集計ビューでディメンジョンにnullデータが入っていると集計表示が行われないという件を修正しました。
  • 繰り返し項目でパディングを行うとビルドエラーになるという件を修正しました。
  • カレンダビューに複数のモデルを表示させたとき登録したデータが一覧表示に出てこないことがあるという件を修正しました。
  • カレンダビューに複数のモデルを表示させたとき詳細表示画面がないモデルにもリンクが設定されているという件を修正しました。
  • カレンダビューで複数の見出しを連結して表示させる場合、後に定義した見出し項目がマスタ/ストアモデル参照の場合、表示されないという件を修正しました。
  • トランザクション指定で、明記したモデル名が反映されていないという件を修正しました。
  • 正規表現チェックで警告を指定してもエラーとして処理されてしまうという件を修正しました。
  • 「カスタマイズ用の雛形クラスを出力する」の設定を行った場合、詳細表示/更新画面で「前へ」「次へ」ボタンが表示されなくなるという件を修正しました。
  • 一覧帳票に${xxx_lp.xxx} のような一覧表示用のプレースホルダが記述されていない場合、値の差し替え処理が行われないという件を修正しました。
  • ストア参照(ラジオ)の項目を詳細帳票やメール送信機能で利用した場合、正しい値が出力されないという件を修正しました。
  • 「項目の値が変更されたら画面を再描画する」で画面が再描画したときに画面の先頭に移動してしまうという件を修正しました。
  • 自動計算の項目に「数値フォーマット」を指定すると画面レイアウトが崩れることがあるという件を修正しました。
  • 新規登録画面のボタン配置(上下、下)設定が有効にならないという件を修正しました。
  • 必須チェック「警告」と設定しているが、入力せずに登録しようとすると必須チェックのエラーダイアログが表示されるという件を修正しました。
  • マスタ更新画面で 内容、表示優先度、有効期限を空白にして更新するとエラーが発生するという件を修正しました。
  • セッションタイムアウトの状態でログオフを行うと、「接続の有効期限が切れました...」が表示されてしまうという件を修正しました。
  • 一覧更新画面で自動計算の項目も更新できてしまうという件を修正しました。
  • 新規作成、更新画面でファイルがアップロードされている項目に、別のファイルをアップロードしても古いファイルが削除されないという件を修正しました。
  • Eclipse でデバッグできないという件を修正しました。