ラジオボタン

最終更新日: 2022年6月17日

実行例

2つのモデル「身体データ」「性別」を例に説明します。
身体データモデルは性別モデルのデータを参照しています。
身体データの登録画面は、性別モデルに登録された性別名情報をラジオボタン形式で表示し、そのうちの1つを選択する入力仕様です。

モデル「身体データ」と「性別」の関係

設定方法

  1. WagbyDesignerで身体データモデルの「性別」項目の型を「他モデルの項目参照」に設定します。
    モデル設定
  2. 「他モデルの項目参照」を選択すると、詳細設定のダイアログが開きます。
    ここで、性別モデルの内容項目を参照するよう設定します。
    入力タイプは「ラジオボタン」を選択します。
    これで、設定は完了です。
    詳細設定

折り返し数の設定

動作例

登録・更新画面でラジオボタンの折り返し数を指定することができます。標準の折り返し数は "4" です。

折り返し数4のとき

折り返し数を "8" に変更した例を示します。

折り返し数を8に変更した

設定方法

モデル設定詳細ダイアログで「入力制御>モデル参照>チェックボックス・ラジオボタンの折り返し数」を指定します。

折り返し数の変更

適用できるUI

標準UI スマートフォンUI
○ (表示幅による)

一覧画面の設定

「出力制御 > 一覧画面 > モデル参照 > 1行に表示するチェックボックス・ラジオボタンの表示数」を設定してください。

一覧画面の設定

スマートフォンUIの場合

指定したラジオボタンの折り返し数を表現できる表示幅がある場合に有効です。以下の例では、画面の向きを横にした場合に有効になったことがわかります。(画面の向きが縦の場合は、表示幅に合わされます。)

スマートフォンUIの表示(1)
スマートフォンUIの表示(2)

選択肢のクリアボタン

ラジオボタン利用時は、現在の選択を解除するためのクリアボタン(消しゴムアイコン)がデフォルトで用意されます。

クリアボタン

クリアボタンを非表示にすることもできます。
この場合、一度何かを選択すると、未選択状態に戻すことはできません。

クリアボタンを用意しない場合

設定方法

モデル項目詳細定義ダイアログの「入力制御」タブをクリックして開きます。
「モデル参照」欄の「クリアボタンを作成する」のチェックをはずすと非表示になります。
(デフォルトでは有効になっています。)
この設定は登録・更新・検索すべての入力欄に反映されます。

クリアボタンの表示設定

必須とした場合

ラジオボタンを必須項目とすると、クリアボタンは自動的に非表示となります。

ラジオボタンを必須とした例

選択されなかった項目名を表示する

データの詳細画面では、デフォルトでは下図のように選択した項目のみが表示されます。

詳細画面での表示

これを設定によって、選択されていない項目も表示することができます。

選択されなかった項目も表示する

定義方法

モデル項目の型詳細設定ダイアログを開きます。
「オプション > 選択されなかった項目名を表示する」設定にチェックを入れると、選択したもの以外の表示設定が有効になります。

モデル項目の型詳細設定ダイアログ

ワンポイント

この設定は一覧画面にも反映されます。

仕様・制約

  • 他モデルの参照項目の参照先が、他モデルの参照項目となっている設定は動作しません。
    例えば次のようなケースについて、
    他モデルの参照(ラジオボタン) > 他モデルの参照(リストボックス) > 通常項目
    他モデルの参照項目の参照先に、他モデルの参照項目を指定することはできません。

    ※ Wagbyでは、モデル参照は「ID部」を管理しています。そのため上の設定だと、ラジオボタンに表示される選択肢に、リストボックスのID部が表示されてしまいます。これは利用者の意図とは異なる動作です。
    ※ 上記の例ではラジオボタン > リストボックスの組み合わせでしたが、リストボックスのみならずラジオボタン、チェックボックス、検索画面いずれの組み合わせも同様に、動作しません。