参照先のトレース

最終更新日: 2020年3月14日
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例と定義方法

「商品」モデルを参照する「見積書」モデルを用意します。本機能を有効にしたとき、商品モデルの詳細画面に、自分を参照している見積書モデルの表示欄(参照先トレースリンク)が用意されます。(図1)

図1 参照先トレースリンク

図1の "[+]" 部をクリックすると、一覧表示形式で展開されます。(図2)

図2 参照先トレースリンクの内容

図2の「詳細」ボタンを押下すると、この商品モデルを参照している見積書へ遷移することができます。(図3)

図3 このデータを参照している見積書

定義方法

「他モデルの項目参照」を設定した項目定義で、モデル項目の型詳細設定ダイアログを開きます。オプションの「参照先トレースリンクを表示する」を有効にします。(この設定は標準で無効になっています。)

図4 参照先トレースリンク表示の設定

仕様・制約

  • 参照元モデルに関する一覧表示の内容は、そのモデルの一覧表示設定に準拠します。ただし、参照キー項目は(冗長となるため)表示されません。
  • 参照元モデルが存在しない(0 件)のときは、リンクをクリックしても表示されません。
  • 外部キー子モデル一覧表示と併用する場合、表示順序は (1) 外部キー子モデル (2) 参照元モデル となります。
  • 複数の項目が同じモデルを参照していた場合、それぞれに「参照先トレースリンクを表示する」を設定することはできません。あるモデルに対する参照先トレースリンクの設定は、常に一つとしてください。(*1)
  • 参照元モデルの一覧表示形式がグリッドの場合には対応していません。(表示されません)
1 上の例で「見積書」モデルに「商品1」「商品2」という項目があり、それぞれ同じ「商品」モデルを参照しているとき、参照先トレースリンクの設定は「商品1」または「商品2」のいずれかとしてください。