(上級編)モデル間の連携
最終更新日: 2022年4月14日
このページは「必須項目以外の設定方法」です。
サンプルファイルを例に説明します。こちらからファイルをダウンロードしてください。 ダウンロード
sample3.xlsxでは1枚目のシート「顧客」モデルの「会社名称」は2枚目のシート「会社」にも存在し、 連携は次のルールで行われます。
このページは「モデル定義とデータの一括登録(詳細編)」です。
顧客モデルの内容を確認した画面を図13に示します。
顧客モデルの検索項目「会社名称」「業種」はそれぞれ選択肢になっています。
顧客モデルの詳細画面を開いた例を示します。
顧客モデルの更新画面を開いた例を示します。「会社名称」「業種」はモデル参照のため、選択肢になっています。
パラメータ欄に次のオプションを指定することができます。
モデル間連携とは
注意
インポートの基本的な手順についてはインポートの基本操作で詳しく解説していますので、まずはそちらからご覧ください。
Excelのシートを分けることで一度に複数のモデルをインポートできますが、
同じモデル項目名が複数シートに存在する場合、それらは同じ情報として紐づけされます。
また、「業種」も3枚目の シート「業種」モデルに存在しています。
このように同じモデル項目の名前が複数シートにわたり存在する場合、その項目同士は参照関係にあるとみなされます。
例えば、「顧客」モデルの「会社名称」には、「会社」モデルの「会社名称」項目に登録されたデータしか登録できません。
このような項目同士の関係を”参照関係”と呼びます。
ファイルのインポート
注意
インポートの基本的な手順についてはモデル定義とデータの一括登録(入門編)で詳しく解説していますので、まずはそちらからご覧ください。
「パラメータ」欄に「datafolder=customer」を入力します。
顧客モデルを確認すると、「会社名称」と「業種」の型設定が「他モデルの項目参照」となっているのがわかります。
データ登録時は「会社」モデルのデータから選択するので、入力タイプは「リストボックス」になります。
同様に、「業種」項目も確認すると参照先モデルが「業種」となっており、入力タイプが「リストボックス」になっています。
ビルドと実行
システム管理者でログオンします。
「会社名称」「業種」はモデル参照のため、参照元のトレースを示すリンクが用意されています。[参照元トレースリンクとは...]
指定できるパラメータ
パラメータ 説明 例 利用できるバージョン
field
入力テキストフィールドの長さ。固定になる。このパラメータが指定されたとき、min_fieldは無視される。
field=10
R9.1.0
min_field
入力テキストフィールドの最低の長さ。セル内に含まれている文字数がこの最低長よりも長い場合は、セル内に含まれている文字数が利用される。未指定時は30(文字)となっている。fieldパラメータが指定されたときは、この値は無視される。
min_field=10
R9.1.0
relation
このページに記載した、モデル間の連携を行う機能を無効にする。その場合は文字列型になる。
relation=false
R9.2.1