参照元のトレース

最終更新日: 2022年5月11日
R8 | R9

例と定義方法

モデル参照を行っている項目については、図1 のように「参照元トレースリンク」を表示することができます。
これは参照先モデルの詳細画面へジャンプするためのリンクです。

参照元トレースリンク

図2は、見積書モデルの「商品」から参照している商品モデルへの移動を行った例です。なお、「パンくず」を使って、元の画面に戻ることができます。

画面移動後のパンくず情報

ワンポイント

「パンくず」は、画面の移動履歴を残した情報を意味します。(図2の赤枠部分)

定義方法

「他モデルの項目参照」を設定した項目定義で、モデル項目の型詳細設定ダイアログを開きます。
オプションの「参照元トレースリンクを表示する」を有効にします。(この設定は標準で有効になっています。)

参照元トレースリンク表示の設定

この設定を解除すると、参照元トレースリンクは非表示になります。

権限管理との関係

参照元トレースリンクは権限管理情報を考慮します。権限がないモデルへのリンクは自動的に非表示となります。

アカウントとの関係

Wagby が標準で備えているアカウント情報(juserモデル)への参照元トレースリンクを用意することはできません。これはセキュリティ的な観点から制限しています。

参照連動との関係

参照連動項目へのリンクにも対応しています。

具体的には「項目 x1 がモデル Y の項目 y1を参照」し、また「y1は参照連動で、モデル Z を参照」している関係において、項目 x1 にリンクが用意されます。

仕様・制約

  • 登録・更新の確認画面では、参照元トレースリンクは無効になります。(確認画面で参照元トレースリンクを辿られると、入力内容が破棄されてしまうため。)