REST API を利用する
最終更新日: 2022年8月20日
ここではチュートリアルで説明した「顧客」モデルを例に、REST API を有効にしてみます。
モデルごとに、REST API を有効にするかどうかを指定することができます。標準では無効(REST APIは利用しない)となっています。
REST API を利用するモデルで更新と削除を行う場合は、楽観ロック方式としてください。(悲観ロックには対応していません。)
いくつかの機能は、REST API を有効にする必要があります。詳細は各機能のマニュアルで説明されています。マニュアルの指示に従い、本設定を有効にしてください。
標準では「"MODEL" + 数字」となっています。ここでは "CUSTOMER" とします。
通常、開発者および利用者のいずれもモデルIDを意識することはありません。しかし REST API を利用する場合、呼び出し側 (Wagbyの外部) はモデルIDを指定します。(日本語のモデル名は使いません。)そのため MODEL1 や MODEL2 では使いづらいため、CUSTOMER など識別しやすい ID へ変更することをおすすめします。
一つでもスクリプトを設定すると、モデルIDは変更できなくなります。そのためモデル作成のタイミングでモデルIDを変更するとよいでしょう。
モデルIDの命名規則は次のとおりです。
標準では「"ITEM" + 数字」となっています。ここでは次のようにします。
項目IDの命名規則は次のとおりです。
CORS(Cross-Origin Resource Sharing)とは、WebブラウザがHTMLを読み込んだ以外のサーバからデータを取得する仕組みです。
WagbyのREST APIを「Webブラウザから」呼び出す場合、そのWebブラウザを許可する必要があります。
次ページより、WagbyのREST APIを試すために Swagger Editor を使います。
そのため、ここで CORS の設定を行っておきます。
「環境 > アプリケーション > CORS」の欄に、次の値をセットしてください。
この設定により、開発者のPCで(ローカルで)起動した Swagger Editor からクラウド上の Wagby アプリケーションの REST API を呼び出すことができます。
curlを使って Wagby アプリケーションの REST API を呼び出すことができます。
この場合は CORS の設定は不要です。
REST API を有効にする
顧客モデルの準備
REST APIの設定
ロック方式を変更する
REST API が必要な設定
モデルIDを変更する
モデルIDを変更する理由
モデルIDの変更は最初に行う
命名規則
項目IDを変更する
項目名
変更前の項目ID
変更後の項目ID
ID
id
id (変更なし)
顧客名称
ITEM1
NAME
顧客カナ
ITEM2
KANANAME
会社名称
ITEM3
COMPANYNAME
会社住所
ITEM4
COMPANYADDRESS
会社創業日
ITEM5
FOUNDED
業種
ITEM6
INDUSTRY
備考
ITEM7
MEMO
命名規則
CORSの設定
Swagger Editorを利用する
http://localhost:8080
curlを利用する