ビルドしたアプリケーションを転送する
最終更新日: 2020年11月9日
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ここまでの設定で、開発者がフルビルドした Wagby アプリケーションを転送するための送り先(CodeCommit - AWS上に用意されているGit環境)が準備されています。はじめに、この(送り先)情報を Designer に登録します。
次のコマンドでCodeCommitのURLを取得します。
name 指定は次の書式となります。
コマンドの出力例を示します。
CodeCommitへアクセスするユーザ名を取得します。
name 指定は次の書式となります。
コマンドの出力例を示します。
アカウント、パスワードを発行します。
コマンドの出力例を示します。(パスワードは実際に出力された値に読み替えてください。)
Designerの "運用 > デプロイ" を開きます。
"運用 > デプロイ > 転送先設定" に、上で作成したCodeCommitの認証情報を指定します。
本ガイドでは Aurora (MySQL 5.7) を使うようになっています。そのため開発するアプリケーションも MySQL 5.7 を用いるようにフルビルドされたものとします。このアプリケーションを転送する例を説明します。
ビルド画面で "ビルド終了後アプリケーションを起動する" のチェックは解除してください。ここまで確認できたところで、app1 をフルビルドします。
転送先選択にてWmsaApp1Testを選択し、アプリケーション転送ボタンをクリックします。
転送処理は20分ほどを要します。
前ページで NotifyEmailAddress パラメータを指定していた場合、転送処理の途中で(指定したメールアドレスに)メールが送信されます。例を示します。
ステージは Source, Build, Deploy の3種類があります。
これらのステージが終了したときに、ステータス(状態)がメールで送信されます。ステータスは成功したときはSUCCEEDEDとなります。
デプロイが完了したら Web ブラウザで https://app1test.wmsa.wagby.com/ を開きます。ビルドしたアプリケーションの動作を確認してください。
CodeCommitへの接続準備
CodeCommitのURL
aws ssm get-parameter --name "/wmsa/wmsaapp1test/RepoApplicationUrl"
"/" + WMSAName + "/" + EnvironmentName + "/RepoApplicationUrl"
Value
の値を使います。
{
"Parameter": {
"Name": "/wmsa/wmsaapp1test/RepoApplicationUrl",
"Type": "String",
"Value": "https://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/repos/wmsaapp1test-app",
"Version": 1,
"LastModifiedDate": "2020-07-13T15:07:50.537000+09:00",
"ARN": "arn:aws:ssm:ap-northeast-1:111111111111:parameter/wmsa/wmsaapp1test/RepoApplicationUrl",
"DataType": "text"
}
}
CodeCommitへアクセスするアカウントとパスワードの設定
aws ssm get-parameter --name "/wmsa/wmsaapp1test/RepoApplicationUsername"
"/" + WMSAName + "/" + EnvironmentName + "/RepoApplicationUsername"
{
"Parameter": {
"Name": "/wmsa/wmsaapp1test/RepoApplicationUsername",
"Type": "String",
"Value": "wmsaapp1test-app-user",
"Version": 1,
"LastModifiedDate": "2020-07-13T15:08:36.442000+09:00",
"ARN": "arn:aws:ssm:ap-northeast-1:111111111111:parameter/wmsa/wmsaapp1test/RepoApplicationUsername",
"DataType": "text"
}
}
--user-name
パラメータに、上記Valueの値を指定します。
aws iam create-service-specific-credential --user-name wmsaapp1test-app-user --service-name codecommit.amazonaws.com
{
"ServiceSpecificCredential": {
"CreateDate": "2020-07-13T09:25:02+00:00",
"ServiceName": "codecommit.amazonaws.com",
"ServiceUserName": "wmsaapp1test-app-user-at-111111111111",
"ServicePassword": "YOURPASSWORD",
"ServiceSpecificCredentialId": "AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA",
"UserName": "wmsaapp1test-app-user",
"Status": "Active"
}
}
Designerからの転送
転送先の設定
アプリケーション app1
設定欄 値
URL https://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/repos/wmsaapp1test-app
ラベル WmsaApp1Test (※任意の文字列)
アカウント wmsaapp1test-app-user-at-111111111111
パスワード YOURPASSWORD
ドメイン (*1) app1
アプリケーションのフルビルドと転送
フルビルド
転送
注意
メールによる進捗状況の通知
Subject: AWS Notification Message
Date: Tue, 14 Jul 2020 04:20:18 +0000
From: AWS Notifications
ステージ 説明
Source CodeCommitリポジトリからデータを取得した。
Build Dockerイメージを作成し、ECRへ登録した。
Deploy ECSへデプロイした。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codepipeline/latest/userguide/detect-state-changes-cloudwatch-events.html
動作の確認