新規登録

最終更新日: 2020年4月28日
R8 | R9

新規登録開始

新規登録画面を開いたときの初期状態のデータを取得します。(設計情報に記載した初期値や、選択肢の値が含まれます。)

@RequestMapping(value="/rest/[modelid]/new", method=GET)

URL例

http://localhost:8921/wagby/rest/customer/new

レスポンス - データ取得成功

STATUS=200 OK
返戻の内容例を示します。"entityp" とはWagbyのプレゼンテーションモデル(画面表示用)を指します。"entity" はWagbyのストアモデル(データベース内の値)を指します。

この entity, entityp は初期値として定義した値および計算式が実行された状態となっています。つまりブラウザ操作で新規登録画面を開いたときと同じ値が返戻されます。

{
 "entityp": {
   "customerid": {
     "content":"0",
     "formatted": null,
     "errorcode":""
   },
   "name": {
     "content": "",
     "formatted": null,
     "errorcode":""
   },
   "email": [
     {
       "id": 1,
       "priority": null,
       "content": null,
       "errorcode":""
     }
   ]
 },
 "errors": {
   "jfcinfo": [],
   "jfcwarn": [],
   "jfcdebug": [],
   "jfcerror": []
 },
 "status": "insertCustomer.input",
 "pkey": "0",
 "entity": {
   "customerid": 0,
   "name": "",
   "email": [
     null
   ]
 }
}

新規登録のキャンセル

新規登録開始やリフレッシュを行った際の保持情報をクリアします。

@RequestMapping(value="/rest/[modelid]/new/cancel", method=GET)

URL例

http://localhost:8921/wagby/rest/customer/new/cancel

レスポンス

STATUS=200 OK 返戻の内容例を示します。

{
 "entityp": null,
 "errors": {
   "jfcinfo": [],
   "jfcwarn": [],
   "jfcdebug": [],
   "jfcerror": []
 },
 "status":"redirect:showListCustomer.do",
 "pkey": null,
 "entity": null
}

requestパラメータによるリフレッシュ

新規登録画面にてデータを入力し、リロードした際のデータを返します。登録の前に入力した値を使って、(サーバ側で)計算処理を行い、その結果を受け取るという目的で利用します。

@RequestMapping(value="/rest/[modelid]/new/refresh", method=POST, headers="Content-Type=application/x-www-form-urlencoded")

URL例

http://localhost:8921/wagby/rest/customer/new/refresh

パラメータ

フォーム画面と同様のパラメータを指定します。
例:
customer_p$002fname=Suzuki

レスポンス

STATUS=200 OK
返戻の内容例を示します。

{
 "entityp": {
   "customerid": {
     "content":"0",
     "formatted": null,
     "errorcode":""
   },
   "name": {
     "content":"Suzuki",
     "formatted": null,
     "errorcode":""
   },
   "email": [
     {
       "id": 1,
       "priority": null,
       "content": null,
       "errorcode":""
     }
   ]
 },
 "errors": {
   "jfcinfo": [],
   "jfcwarn": [],
   "jfcdebug": [],
   "jfcerror": []
 },
 "status":"insertCustomer.input",
 "pkey": "0",
 "entity": {
   "customerid": 0,
   "name": "Suzuki",
   "email": [
     null
   ]
 }
}

JSONオブジェクトによるリフレッシュ

新規登録画面にてデータを入力し、リロードした際のデータを返します。登録の前に入力した値を使って、(サーバ側で)計算処理を行い、その結果を受け取るという目的で利用します。

@RequestMapping(value="/rest/[modelid]/new/refresh", method=POST, headers="Content-Type=application/json")

URL例

http://localhost:8921/wagby/rest/customer/new/refresh

HTTPヘッダ

Content-Type:application/json

リクエスト

プレゼンテーションオブジェクトのJSON表現を指定します。

{
   "name": {
     "content":"Suzuki"
   }
}

レスポンス

「requestパラメータによるリフレッシュ」と同様です。

requestパラメータによる新規登録

@RequestMapping(value="/rest/[modelid]/new", method=POST, headers="Content-Type=application/x-www-form-urlencoded")

URL例

http://localhost:8921/wagby/rest/customer/new

パラメータ

フォーム画面と同様のパラメータを指定します。
例:
customer_p$002fname=Suzuki

レスポンス - 登録成功時

STATUS=200 OK

ここで返戻される entity, entityp はリクエストパラメータとして送信した内容がそのまま含まれたものとなっています。登録後にデータベースに保存された値ではないということに注意してください。(登録後にデータベースに格納された値を返戻させるように動作を変えることもできます。
返戻の内容例を示します。

{
 "entityp": {
   "customerid": null,
  "name": {
     "content":"Suzuki",
     "formatted": null,
     "errorcode":""
   },
   "email": []
 },
"errors": {
   "jfcinfo": [
     {
       "name": null,
       "content": "顧客情報データの登録処理は正常に行われました。",
       "code":"success.normal.termination.insert"
     }
   ],
   "jfcwarn": [],
   "jfcdebug": [],
   "jfcerror": []
 },
 "status":"showCustomer?customerid=1000",
 "pkey": "1000",
 "entity": {
   "customerid": 1000,
   "name": "Suzuki",
   "email": [
     null
   ]
 }
}

JSONオブジェクトによる新規登録

@RequestMapping(value="/rest/[modelid]/new", method=POST, headers="Content-Type=application/json")

URL例

http://localhost:8921/wagby/rest/customer/new

HTTPヘッダ

Content-Type:application/json

リクエスト

プレゼンテーションオブジェクトのJSON表現を指定します。

{
   "name": {
     "content":"Suzuki"
   }
}

レスポンス

「requestパラメータによる新規登録」と同様です。

ファイル項目を含める

マルチパート形式で送信することで、ファイル型項目を含む新規登録を行うことができます。詳細は "ファイルの扱い" をお読みください。

データベースに保存された値を返戻する

requestパラメータによる新規登録またはJSONオブジェクトによる新規登録において、登録後にデータベースの値を改めて取得し、これを entity, entityp として返戻させることができます。

詳細は "REST API 活用ガイド > 更新 > データベースに保存された値を返戻する" をお読みください。