ワークフローを手動で取り消す

最終更新日: 2021年12月14日
R8 | R9

フローイベントとは

ワークフローモデルのデータを新規登録したタイミングで、フローイベントモデルにも同じ主キー値でデータが登録されます。ワークフローが現在、どういう状況になるかは、このフローイベントモデルの最新値で把握できるようになっています。詳細は"ワークフローの状態とイベント"をお読みください。

操作例

user1が申請し、user2が承認、user3が決裁したワークフローの例を図1に示します。このワークフローは完了しています。

図1 完了(決裁済み)のワークフローの例

フローイベントを削除する

システム管理者でログオンします。管理処理メニューから「ワークフロー > フローイベント検索」を開きます。

(ここで対象モデルの主キーや処理者、処理日などで絞り込むことができます。)

図2 フローイベント検索

フローイベントの更新を行うことはできませんが、削除することができます。ここでは申請処理以前まで戻すとします。処理内容 "申請", "承認", "決裁" のフローイベントを選択し、一括削除します。

図3 削除したいフローイベントを選択する
図4 一括削除後のフローイベント

確認

再び(ワークフローを申請する)user1 でログオンします。フロー申請前の状態に戻っていることがわかります。

図5 フロー申請前の状態

重要

ご注意ください:この方法は、手動でワークフローイベントを削除するため、承認や決裁といった証跡に関する情報が失われます。

スクリプトからの利用

Wagbyが提供するワークフロー操作クラスWorkFlowManagerが提供するメソッドresetFlowEventを呼び出すことで、このモデルの、この主キーに紐づくフローイベントを消去することもできます。

具体的な利用方法は 決裁後にフローイベントをリセットする のページをお読みください。