項目の型

最終更新日: 2021年6月30日

Wagbyで利用できる型

属性 説明
文字列 日本語を含む文字列を格納できる。入力できる最大文字数は、全角または半角で255文字。
郵便番号 住所項目を指定することができる。
メールアドレス 画面表示時にメールアドレスのリンク (mailto:) を出力する。
URL 画面表示時に URL のリンク (http://...) を出力する。
ファイル名 画像やドキュメントなどのファイルを扱うことができる。
テキストエリア 複数行を格納できる。文字装飾を含めることもできる。
数値 整数 -9,223,372,036,854,775,808 〜 9,223,372,036,854,775,807 の範囲の数字。小数は使えない。
小数 小数点以下およそ15桁の精度。
※ 小数桁が長いと、利用できる整数の範囲が狭まります。例えば格納データの小数点が3桁以内の場合、整数部は12桁(≒1兆円)までが表現可能な範囲となります。
日付・時刻 日付 年月日を扱う。
時刻 時刻を扱う。
日付時刻 年月日と時刻を扱う。
他モデルの項目参照 リストボックス 参照項目をリストボックス形式で表示する。
ラジオボタン 参照項目をラジオボタン形式で表示する。
チェックボックス 参照項目をチェックボックス形式で表示する。
検索画面 参照項目を別画面検索で指定できる。
ルックアップ 上記4パターンのいずれかで参照先モデルを確定すると、それに連動する。

型の変更

本番環境に転送する前は、型の変更を行うことができます。しかし一度本番環境に転送すると、型の変更を行うことはできません。

型を変更すると、すでに入力済みのデータが利用できなくなる可能性があります。例えば文字列型を数字型に変更してしまうと、数字に変更できない文字はすべてエラーになってしまいます。このようなトラブルを防止するため、型の変更はできないようになっています。

開発中に型を変更した場合

型を変更しようとした場合の警告ダイアログ

すでに(開発環境のデータベースに)データが登録されている状態で、既存項目の「型」を変更すると、旧データが読み込めずにエラーになることがあります。例えば文字列型を数字型に変更してしまうと、数字に変更できない文字はすべてエラーになってしまいます。

この場合は「データベース更新の仕組みとトラブルシューティング」をお読みください。

本番環境へ転送後は型の変更ができません

一度本番環境へ転送すると、項目の型の変更はできません。型を変更する必要が生じた場合、改めて新しい項目を定義し、その後、旧項目を削除してください。すでに登録済みのデータがある場合、そのデータは使えなくなります。CSV形式でダウンロードし、手動で適切な値に変更した後、アップロード更新を行うといった対応を行ってください。