集計結果をキャッシュする
最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9
集計結果を指定した時間だけキャッシュすることができます。複数の利用者が同じ集計ビューを閲覧する場合、計算処理を省くことにより処理を高速化できます。
集計ビューでは、画面を開くタイミングで対象モデルの全データがいったん読み込まれます。このため大量データの集計には時間がかかります。
これを改善するために、一度集計した結果を指定時間だけキャッシュしておく機能を用意しています。
この機能は、集計結果をメモリ上に保存します。キャッシュ有効期間内に他の利用者が集計ビューを開いた場合、計算された結果を用いるため、体感上の処理速度を向上させることができます。
「キャッシュの有効期間」に、数値を入力します。単位は「秒」「分」「時」「日」「月」「年」から選択することができます。
随時データの登録や更新が行われているモデルの場合、集計ビューで表示される結果は最新ではない、という状況が起こります。キャッシュの有効期限を調整することで、集計のための演算回数と、データの最新性とのバランスをとることができます。
指定したキャッシュ有効期間内であっても、アプリケーションを再起動した場合は、集計結果はメモリから消去されます。
キャッシュは、検索条件毎に用意されます。従って、検索条件が同じ場合はキャッシュが有効ですが、検索条件が異なる場合はキャッシュされません。
本機能の概要と効果
定義方法
注意
ワンポイント
検索条件との関係