ディメンジョンを分類する
最終更新日: 2020年3月14日
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ここでは、ある自治体業務の例を示します。年齢区分毎に給付金を支給する業務において、支給総額をグラフで表示します。
元のデータは年齢(0〜100歳)毎に値を持ちます。しかしこれを集計すると、ディメンジョンが0〜100と細かくなります。これを3つのカテゴリ「18歳未満」「19歳から65歳未満」「65歳以上」に分類しています。
二つのモデル「年齢区分マスタ」「住民」を用意します。(図2)
年齢区分マスタは「18歳未満」「19歳から65歳未満」「65歳以上」の 3 種類を用意します。(図3)
住民モデルの定義を図4に示します。ディメンジョンは(「年齢」ではなく)「年齢区分」項目とします。メジャーは「支給金額」項目です。
年齢は自動計算で求めます。データベースには保存しないとしています。
年齢区分項目は、図3に示した年齢区分マスタを参照します。ソートルールをIDの昇順とします。
年齢区分項目の値は、年齢によって自動的に求めます。これがカテゴライズ操作になります。
この式は「18歳以下なら "1" を、65歳未満なら "2" を、それ以外は "3" を設定する」というものです。
求められる値 "1", "2", "3" はそれぞれ、年齢区分マスタモデルの ID に相当します。これもデータベースには保存しないとします。
年齢区分項目は "未選択" という選択肢を用意しません。
「画面>ビュー>集計ビュー」を開きます。集計ビューは複数、用意することができます。ここでは1番の集計ビューを定義します。
「画面を作成する」をチェックし、ページタイトルを設定します。ディメンジョン1は年齢区分項目を指定します。
さらに、グラフ出力を指定します。ここでは種類を「集合縦棒グラフ」とし、高さと幅をピクセル値で指定します。また、合計は縦軸のみとします。
「メジャー」のボタンを押下し、支給金額項目をメジャーと指定します。
例
定義方法
DATEDIF(${birth}, TODAY() ,"Y")
IF(${age}<=18, 1, IF(${age}<65, 2, 3))