繰り返しコンテナ - 初期表示数

最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9

繰り返しコンテナの初期表示数を "3" とした例を図1に示します。

図1 初期表示数3の例

定義方法

繰り返しコンテナ型の項目の詳細を設定します。
モデル項目詳細定義ダイアログの「入力制御」タブ内にある「繰り返し - 初期表示数」に数字を記述します。

図2 初期表示数の設定

初期表示数を0にする

初期表示数を「0」とすると、新規登録画面を開いた時には項目名のみが表示されます。

図3 初期表示数が0の例

初期表示数を式で設定する

初期表示数として、今月の日数(2014年2月の場合、28日)を指定した例です。28個の繰り返しコンテナが用意されています。

図4 今月の日数を初期表示数に設定

定義

初期表示数に式を記述することができます。次の式は、mdate項目の月末の日付の日数を返します。

DAY(EOMONTH(${mdate}))
図5 初期表示数に式を記述する
mdate項目は「年月」を格納する項目として用意しています。

登録・更新画面の動作8.1.0

トリガーとなる項目の「値が変更された画面を再描画させる設定にする」を有効にすると、登録・更新画面でも(画面再描画のタイミングで)初期表示数が変化します。次のルールが適用されます。

  • 初期表示数は固定値ではなく、式を記述することができます。
  • 式の結果と、現時点のコンテナ行数を比較し、式の結果が大きい場合、不足行を補完します。補完する行には「初期値」が適用されます。
  • 式の結果と、現時点のコンテナ行数を比較し、式の結果が小さい場合、行を削除します。削除されるのは「後ろから」となります。

登録・更新時の初期表示数8.1.1

"入力制御 > 繰り返し > 登録・更新時" に値または式を設定することができます。上記「登録・更新画面の動作」に似ていますが、画面再描画のタイミングではなく、登録および更新時に行数を調整します。

仕様・制約